コメモ。

日記。メモ。備忘録。

iPhone Xを1ヶ月使った感想とおすすめのケース

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iPhone7 Plusで満足していたのですが、久しぶりに新しさを感じるiPhoneになったということで衝動買いしてしまいました。品薄と聞いていたのですが、予約開始直後にトライしたらあっさり手に入りました。

正直、前のiPhoneに不満があって買い替えたわけではないし、新しい機能にはリスクがつきものなので、ひょっとするとiPhone8 Plusに再買い替えもありうるか? と思っていたのですが、どうやらそれはなさそうです。

ただし、15万円(!)の価値があるかといわれると、それは「人による」としか言えない感じ。少なくとも手放しに「今のiPhone捨てて15万円でXゲットしたほうがいいよ!」とは言いにくい。

満足はしているし買ってよかったとは思うけど、決してコスパがいい製品ではない。そんな感じです。

ってことで現時点での感想を書いていきます。

本体が小さいのに画面は大きい

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ちょうど手元にiPhone7、iPhone7 Plusがあったので比べてみました。iPhone8シリーズもだいたい同じ大きさなので参考になるかと思います。

見ての通り、iPhone Xのサイズは無印に近いです。Plusよりは明らかに小さい。

それは手に持ったとき、顕著に感じます。Plusは片手だと持ちづらいレベルでデカイのですが、iPhone Xはぐっと握って持つことができます。

無印よりは若干大きいけど、感覚としてはそれほど変わりません。ここは手の大きさなど個人差あると思いますが。

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それでいて画面の大きさはPlusとほぼ変わらず。むしろ対角線だけでいうと5.8インチとPlusを上回ります。横幅はさすがにちょっと狭いのですが、縦が上回っているんですね。

スマホの場合、だいたい縦の情報量が大事なので、これは理にかなっていると思います。僕はPlusを使ってから、本体のデカさには不満を持ちつつも、もう小さい画面には戻れなくなっていたので、本体が小さいのに画面が大きいというiPhone Xは良いところどりで最高です。

なので、Plusの画面サイズは欲しいけど本体サイズはデカすぎると感じている人は、iPhone Xを買うときっと満足できると思います。

バッテリーのもちはほぼPlusレベルで不満なし

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たとえ画面が大きくても、本体が小さければどうしてもバッテリーに不安が出てきます。

僕はけっこうヘビーに使うので、無印だと一日はとてももたないのですが、Plusであればギリギリもつんですね。この差はかなり大きかった。

iPhone Xのサイズは無印寄りなのでちょっと心配していたのですが、どうやら容量はかなりあるようで、たしかに今のところバッテリーのもちはPlusとほぼ同レベルに感じています。

画面はたしかにきれい。しかし……

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iPhone Xの売りの一つが有機ELになった画面。黒が締まり、さらに美しくなったという謳い文句でしたが、正直買った直後は「たしかにキレイだけど、そんなにか?」という印象でした。

前のiPhoneでも十分でしたからね。

ただ、ゲームを立ち上げたときに出てきた一枚絵を見て、「おっ」と思いました。

なるほど。色鮮やかでコントラストが強い気がする。これが「黒が締まった」ってやつ?

画面がきれいで悪いことは一つもないのですが、ただ前のiPhoneも十分きれいだったので、そこまでの驚きはないかなーという感じ。

もっと前のiPhoneから買い換えれば感動するでしょうね。

カメラ機能はほとんど同じ。望遠レンズ側の手ぶれ補正はうれしい

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カメラもパワーアップしていて、望遠レンズ側で手ぶれ補正がついたり、スタジオ照明効果がついたりといろいろ新しくなっていますが、もともとPlusのカメラは完成度が高かったのでそこまでの進化は感じないかなと。無印からだとけっこう違うかもしれません。

照明効果は面白いんだけど、今のところあまり使い道はなさそう。顔を明るくしてくれるのはなかなか便利だけど。

ホームボタンがなくなったのはマイナス?

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操作面でもっとも変化したのはこれ。ホームボタンがなくなり、操作系統が変わりました。

ホームボタンの代わりに、画面下部を上フリックでアプリを終了し、フリックを途中で止めることでアプリの切り替えができるように。

一見、かなり変わったように思いますが、実はすぐ慣れます。

この操作はよく考えられていて、ページをめくるような感覚でアプリを切り替えられるため、ホームボタンのときよりもむしろ自然な動作に感じます。バーを左右にめくるとアプリをサクサク切り替えられるのも便利。一番懸念していた点でしたが杞憂でした。こういうところはさすがだなと思います。

あと画面の切り欠け(ノッチ)はどうなの? と思っていましたが、特に気になりません。

充電の残り%が数字で常時表示できなくなったのはちょっと痛いけど、まぁそれくらい。大画面のまま小型化した弊害としては十分許容範囲です。

ワイヤレス充電は未評価

使っていないので。

Face IDは便利だけど不満もあり

ホームボタンがなくなったことで指紋認証できなくなり、Face IDに変わりました。

現状、Face IDは「便利だけど期待を上回るほどではない」という印象です。

iPhone Xを普通の距離で眺めればスッと解除されるのですが、マスクをしていたり、寝起きで目が半目だったりすると反応しません。

仕方ないとはいえ、これから日本ではマスクをする人が増えるのでちょっと不便に感じるかもしれませんね。

それから、机に置いたiPhone Xをのぞきこむようにすると、なぜか認証率が低いです。

おそらく下を向くと、重力の問題で顔の形が微妙に変わっているからかなと思います。

結論:満足ではあるものの

結論として、iPhone Xには満足しています。ただ、「本体は小さいのに画面が大きい」というメリットが満足感の大半を占めています。加えていうなら、「バッテリーも意外ともつ」「ホームボタンがなくなってもすぐ慣れた」「Face IDもまぁまぁ使える」という感じで、致命傷になるようなマイナスもなかったのが良かったです。

ただし、以前の「ホームボタン+指紋認証」でも何も不満はなかったので、「本体は小さいのに画面が大きい」という部分に価値を感じないなら、わざわざ15万円出してiPhone Xにしなくてもいいかなという感じです。

最後におすすめのケースをご紹介。

ボナベンチュラ

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僕は手帳型ケースが好きなので、iPhone7 Plusでも使っていたボナベンチュラを選択。

上質な革のケースでカードも入り使いやすいです。

純正にも手帳型ケースはあるのですが、マグネットで閉じる形式だとクレジットカードなどが使えなくなる恐れがあります。

スマホにカードをくっつけること自体もあまり良くはなさそうなので、

干渉防止シートを挟んで使っています。これのおかげなのかどうなのかはわかりませんが、特に問題なく使えています。

iPhone Xの画面にはこれを貼っています。できれば素で使うのがいいんでしょうけど、ちょっと不安なので。

そこそこお値段はしますが、映像透過度が高いのでおすすめ。

もし手帳型ケース以外で僕が買うなら、実用優先でバッテリーケースかな。

iPhone Xだけでもそんなに不満はないのですが、バッテリーケースならさらに心配なくなりますからね。