コメモ。

日記。メモ。備忘録。

MacBookAirからMacBookに乗り換えた

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1ヶ月ほど前にMacBookを購入しました。
プロセッサは1.1GHz。メモリは8GB。もっとも安いモデルです。
それなりに使ったので、簡単にレビューなど。

買った理由

購入の動機は仕事で使うためです。
僕は文章を書く仕事をしており、取材などで外に出ることが多いため、ノートPCは必須。
これまでは2014発売のMacBookAir11インチを使っていましたが、さらに軽くて薄いMacBookはずっと気になっていました。

発売からしばらく購入しなかったのは、いろいろと気になる点があったからです。
まず、CPUの性能に不安があり、ネットのレビューでも不満を持っている人がいること。
ポートがUSB-Cひとつだけなので、拡張性が皆無であること。
それから、バッテリーの駆動時間がMacBookAirよりも劣っているのではないかということです。

逆に想定していたメリットは、MacBookAirと比較して薄く軽いこと。
Retinaディスプレイで解像度が高く、より多くの情報を表示できることです。

迷った末に購入しましたが、もしデメリットがメリットを上回るようなら、MacBookAirに戻すつもりでした。

では実際、1ヶ月使ってみてどうだったのか。

MacBookの最大のメリットはコンパクトさ

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だいたい予想はついていましたが、このコンパクトさはすばらしいものがあります。MacBookAirと重ねてみるとわかりやすいですね。

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1kgを余裕で切る重量に、MacBookAirをはるかに凌ぐ薄さ。
僕は外出が多い仕事なので、荷物は極力軽い方が助かります。MacBookAirとの違いはわずか200g弱ですが、意外と馬鹿にできません。

予想以上だったのは、横幅が狭くなったことによるメリット。
たとえば記者会見などでテーブルがなく、座った状態で膝にMacBookをのせて原稿を書くような状況では、この横幅の狭さに意外と助けられます。
それから、喫茶店などの小さなテーブルで仕事をする際も、横幅が狭いのは非常にありがたい。飲み物を置くのに余裕があります。

キーボードの打ちやすさが変わらない

仕事では大量に文章を書くので、キーボードにはそれなりにこだわります。
数年前にノートPCを新調したときも、キーボードが打ちやすいという理由でMacBookAirを購入しました。
別にMacにこだわっているわけではなく、自宅のデスクトップはWindowsです。
しかし、ノートPCでは軽くてコンパクトなものになると、どうしてもキーボードのキーピッチが狭すぎてタイピングがやりづらく、逆にキーボードが大きくなると、今度はサイズがバカでかくなってしまうものばかりでした。結果的にMacBookAirがベストなバランスだったので購入したというわけです。

その点からすると、今回購入したMacBookは本体がよりコンパクトになったにも関わらず、キーボードの大きさは変わらないのがすばらしいです。

ちなみに、キー自体はMacBookAirのものよりも薄くなっているため、タイピングの感覚は変わっています。僕は気になりませんでしたが、一度は触ってみることをおすすめします。

画面に表示できる情報量が増えた

僕が使っていたMacBookAirは11インチで解像度もそれほど高くはなく、今どきのPCにしては表示できる情報量が少なめでした。そのため、画面の半分に資料や写真を表示して、もう半分で原稿を書くやり方が難しく不満がありました。13インチにするという選択肢は、大きく重くなるのでありえません。

MacBookは画面こそ12インチとそれほど変わりませんが、解像度が上がり表示できる情報量が増えています。これが地味にありがたいです。
あと、ディスプレイがRetinaになりましたが、そもそもMacBookAirも十分綺麗だったので、ここは正直あまり違いを感じません。

不安だった点はどうだったか

大きさとキーボードとディスプレイについては大満足だったわけですが、事前に懸念を感じていた点はどうだったのか。

結論からいうと、僕の使い方では問題ありませんでした。

まず、貧弱といわれているCPUですが、これは動画編集やゲームなどの重い作業をしないため問題なし。原稿の作成やウェブ閲覧、簡単な写真編集くらいならまったく問題なく快適に動作します。

それから拡張性ですが、これはもうしょうがないですね。もともとiPhoneくらいしか接続しないので、USBとHDMI、USB-Cのポートを備えたアクセサリを購入して十分しのげています。でもいろいろ接続したい人にはちょっときついでしょうね。

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このアダプタが1万円近くするのには閉口しましたけどね……。

最後にバッテリーですが、今のところMacBookAirと同じくらいもつ印象です。僕はMacBookをiPhoneへの給電用としてもよく使うのですが、特に以前と比べて不満はありません。
ただ、どこかでSafari以外のブラウザを使うと消費が早くなるという話を目にしたので、Safariを使うようにしています。本当かどうかはわかりませんが。

ライターや記者にはおすすめ!

結論としては、ライターや記者など原稿執筆メインで仕事をしている人にはかなりおすすめ。この軽さと薄さは一度持つと手放せなくなります。
一方、拡張性は最低なので、ケーブルをつないでいろいろやりたい人にはおすすめできません。基本的にデータのやりとりなどはクラウドを使うことが前提でしょう。それさえ納得して使えるなら、キーボードとコンパクトさを両立した唯一無二のノートPCとして活躍してくれると思います。