Zeha(ツェハ)の山羊皮トートバッグを取材用のカメラバッグにカスタム! 大幅に装備を軽量化できて快適です
以前にレビューした通り、普段の仕事では[ ONA ] Designsの「THE UNION STREET」を愛用しています。
すごく便利なのですが、ただ、最近こいつの弱点が見えてきまして……。
それは、鞄自体がけっこう重いってことなんですよね。
「THE UNION STREET」はかなりしっかりしたつくりのカメラバッグで、中に何も入れてなくても単体で1.5kgあります。そこにノートPCやらカメラやらレンズやらを放り込むと、総重量はざっと3kg超。
肩に負担がかかりやすいショルダースタイルということもあり、これを持って一日うろうろすると、肩こりがハンパないことになるのです。
そこで今回、軽く、しかしカメラも持ち運べる新たな仕事用バッグを購入しました。
同じライター&記者業の方、もしくは外で仕事をする方の参考になるかもしれないので、記録しておきます。
今回、僕が購入したのは、
Zeha(ツェハ)の山羊革のトートバッグ。色はオレンジにしました。服が地味なので……。
このバッグ、何がいいかって、軽いんですよね。700gくらいなので、「THE UNION STREET」の半分以下。800gというとフルサイズのズームレンズ1本分ですから、これだけでかなりの軽量化です。
中はこんな感じになっていて、中央にメインの収納。ここはジッパー式。
マチが幅広なのがポイント。どうポイントなのかは後ほど。
サイドにはノートPCを入れるのにちょうどいい空間が。
ジッパー式のポケットがあるのが良い。スマホとか名刺入れとかはここかな。
底は鋲が打ってあって、革も厚く、かなりしっかりしたつくりになっています。何も入れなくても自立するのも気に入っている点。
ただし、見てわかる通り、このトートバッグは本来カメラバッグではないんですよね。底面はしっかりしているとはいえ、そのままカメラを突っ込むのはさすがに不安が残ります。
そこで、幅広のマチを活かして、
どんな鞄でもカメラバッグに変身させてしまう、HAKUBAのインナーソフトボックスの出番! これはType-eというかなり大きめのサイズ。仕切りが2枚ついていて、マジックテープで自由に動かせます。
こうやって突っ込んで、
あつらえたかのようにジャストサイズ!
実際に物を詰め込んでみると、こんな感じになります。
下側にケース入りのMacBook Air。インナーソフトボックスは仕切りで3箇所に区切り、一番大きな中央にOM-D E-M1をレンズ付きのまま収納。
左右には中くらいのスペースともっとも小さなスペースを設けて、細々したものを入れています。このとき、一番小さなスペースは、外付けのストロボを縦にして差し込むことを想定しています。中くらいのスペースは、OM-Dのときはモバイルルータなどのガジェットや予備バッテリー、D800Eを使うときはレンズを入れるスペースとして考えています(D800Eはデカいのでレンズをつけたまま収納は難しい)
仕事内容に応じてストロボや交換レンズの有無など装備は何パターンかに分かれますので、ぜんぶに対応できるようにしています。
一眼レフであっても、レンズをつけたまま90°ごろんと転がせばそのまま収納可能だと思います。無駄な空間がもったいないので、僕は一眼レフの場合はレンズを外して運ぼうと思っていますが。
ということで、カメラを保護しながら装備も軽量化できそうなZehaの山羊革トートバッグとインナーソフトボックスの組み合わせかなり良い感じでおすすめです。