コメモ。

日記。メモ。備忘録。

オリンパスの標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mmF3.5-6.3 EZ」が75%オフ13,500円の処分価格に!

OLYMPUS ミラーレス一眼 レンズ 防塵 防滴 電動ズーム ED 12-50mm ブラック M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mmF3.5-6.3 EZ BLK

オリンパスの標準ズームレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mmF3.5-6.3 EZ が暴落といっていいほど価格を下げています。

なんとAmazonで13,500円。定価50,000円以上するので、75%ほど値下がりしている計算です。

もともとこのレンズはカメラのキットで売られることが多かったので、定価だといまいち買う気が起きないわけですが、ここまで下がるともはやキット販売以下。

なぜこれほど安くなったのか。

情報をまとめた結果、どうやら生産が終了したためのようです。

要するに在庫を抱えているお店が売り切ろうとして、一斉に安くなったものと思われます。

発売は2012年と古いレンズではないのですが、あまり評判が良くなったのも一因でしょうか……。

とはいえ、ダメレンズかというと、そんなことはありません。

一言でいうと「器用貧乏」なレンズで、これ1本でとりあえず済ませたいというときにはかなりの力を発揮します。

なんといっても、


- 広角から望遠までカバー

  • 防水レベルの防塵防滴性能
  • マクロモード搭載でかなり寄れる
  • 電動ズームなので動画にも使える


と、キットレンズとは思えないほど盛りだくさん!

特にキットレンズで広角側が12mmをカバーしているマイクロフォーサーズレンズはこれとパナソニックの12-32mmくらいで、さらにこちらは望遠が50mmまで伸びて防塵防滴とまさに唯一無二のレンズなのです。


じゃあ逆に低評価されているところはどこかというと、



- 長い(8.3cm!)

  • 望遠側の画質がそんなによくない(暗いし)


という2点。


特に画質に関してはシビアに見ると望遠側の周辺が甘く、何よりF値が6.3と暗いため、暗所で使いにくいという弱点があります。

僕の使い方だと暗所性能が重要なのでこのレンズは処分してしまいましたが、逆にいうと明るいところで広角中心に使う分には十分な性能を持ったレンズだったりします。


長さに関してはもうちょっとどうにかならなかったのかと思わないでもないですが……。


ともあれ、メリットがデメリットを上回っていると感じたなら、この価格ですし、迷わず突撃してしまって良いかと思います。これから値上がりするかもしれないですし。


シチュエーションとしては、旅行とか、登山とか、キャンプとか、BBQとか、海とか……濡れたり汚れたりする可能性があって、できるだけいろいろな状況に対応したい(暗所を除く)という場合に役立つと思いますね。


ちなみに現在、シルバーはちょっと高くなっているので、買うならブラックがおすすめ。

マンフロットのミニ三脚「PIXI EVO」購入。一本は持っておきたい万能アイテム。

マンフロットのミニ三脚の「PIXI EVO」を購入しました。

前モデルのPIXIを持っていたのですが、花火を撮るのにレンズをほぼ真上に向ける必要があり、なおかつ軽量コンパクトなものということで、これしかありませんでした。

買う前は若干大きくなったサイズが懸念点だったのですが、実際に使ってみると特に気にならないレベル。たたむと長さは20cm程度なので、旅行などにも問題なく持っていけると思います。

前モデルとの違いを紹介しておきます。写真はiPhoneで撮ったものなのでホワイトバランスにばらつきがあるのはご了承を。

まず脚ですが、通常は開くとこのくらいの高さになります。

しかし今回からはスイッチを切り替えることで、さらにペタンと寝かせることが可能になっており、

撮影の幅が広がります。

また、脚は少しだけ伸びるようになり、安定性が増しました。これなら、大きめのミラーレスくらいなら支えられそうです。

そして何よりありがたいのがこれ。

カメラに取り付けるボールジョイント部分が切れ込みのおかげで90度倒せるようになったのです。これでレンズを真上に向けることもできるようになりました。

花火は夜空の撮影には欠かせない機能です。

てな感じで非の打ち所がないないアイテムなのですが、強いて言うなら構造の問題で高さが取れないのが弱点といえば弱点。

でもそれはもう用途が違うっつーか、広角レンズを買って、なんで望遠が撮れないんだって怒ってるようなもんです。

高さが必要なら台を活用するとか、いろいろ知恵で切り抜けたい。

前モデルもそうでしたが、旅行に一本あると記念撮影とかレストランでの集合写真とかに死ぬほど便利なので、おすすめです。

最強のレンズ保護フィルターZeta Quint購入。価格に見合う価値はあるか?

最近、三脚ごとカメラを倒すという凶事に見舞われ、幸いなことにボディとレンズは問題なかったものの(さすがニコン!)、レンズの保護フィルターが犠牲になりひん曲がってしまったので、ニコンサロンまで行って外してもらいました。

保護フィルターなんぞいるかぁ? と半信半疑だったのですが、この結果を見せつけられてはぐうの音も出ません……。

フリーランスは何の保険もないので保護フィルターは必要!

ということで、ニコン24-70mm F2.8用の新たな保護フィルターを購入しました。

冒頭のこいつです。

これまではmarumiを使っていて、今も大変信頼しているのですが、どうせなら最強の保護フィルターを買ってやれ、ということで衝動的に購入したZeta Quint。

77mm経でお値段、なんと1万円!!!!

いちまんえん!?

バカじゃないの!?

……と製品が出たときは思っていたのですが、買っちゃいましたよね……。

その詳細に関してはこちらの記事が詳しいのですが、

特別企画:どうせ買うなら高級品? 高機能フィルターは本当に必要なのか - デジカメ Watch Watch

特徴は強化ガラスとジュラルミン製のフレーム、そして指紋や水滴がつきにくいコーティングと、レンズの性能を極限までそのままに保つZRコートです。

ぶっちゃけ画質への影響は従来品と比較してもよくわからないレベルなのでどっちでもいいのですが、ガラスとフレームにお金をかけることにしました。

もちろん、これほど高級な保護フィルターを今後もすべてのレンズにつけていくつもりはありません。

が、「こいつだけは壊れるとやばい!」というレンズについてはできる限りコストをかけて守っていこうと思います。

ボディと違ってレンズは、さすがに同じものを予備に買うわけにもいかないので……。

ということでZeta Quint、やたらと高いですが、ピンポイントで大事なレンズに使うならおすすめできそうです。何より、これで割れたらもうしょうがないよね! とあきらめがつきそう。

石油王はぜんぶのレンズにつければいいんじゃないかな!

武蔵小杉のNATURA MARKET(ナチュラマーケット)は使い勝手のいいレストラン

テニスが雨で中止になったので、武蔵小杉のNATURA MARKET(ナチュラマーケット)へ。

ここは人気のイタリアン・ナチュラの系列で、イタリアン、和食、寿司、ビアガーデン、バーの5つのフロアから構成されているらしい。

今回は和食をチョイス。……寿司は和食に入らないのか。

お通しは沖縄のもずく。なかなかうまい。

刺身の盛り合わせはなんかオシャレな台に盛られてきた。洗いにくそうとか、収納しにくそうとか、そんなことばかり気になってしまう。味はなかなか。

京都のおばんざい盛り合わせ。

和食エリアなので魚もね。

決まった魚に加えて一種類選べるとのことだったので、金目鯛を選択。うまみがギュッとつまっていておいしい。

とりの唐揚げ。まぁこんなもんかなという感じ。

写真撮ってないけど、だし巻き卵も頼んで、これも普通においしい。

お酒も充実しているけど、ワインについては日本のものが少し置いてあるだけだった。まぁ和食エリアだしな……。本当は和食にもワインは合うのでもっと増えると嬉しいけど。ワインはフジッコワイナリーのもの。

サービスの質はよくて、店内の雰囲気も明るい。ほどよくオシャレでほどよく気どらないバランスは絶妙だと思う。

かなりの人気店らしいけど、それもうなずける使い勝手の良さでした。

武蔵小杉駅からすぐなので、そのへんで飲むならおすすめです。

収納力に優れたリュック型のカメラバッグ、ロープロのフリップサイド500AWを購入。実際に使ってみたレビュー

カメラバッグ買いました。

ロープロのフリップサイドの500AWというわりと大型のリュックです。購入店はビックカメラ。

買った理由は機動力と収納力の両方が必要になったからです。一瞬、マンフロットと迷いましたが、収納力的にフリップサイド一択できた。

最近、飲食店の料理を撮る仕事が集中的に入ったのですが、テキトーにサクッと撮るわけにもいかない仕事だったので、機材もフルセット必要だし、三脚やライトなども持っていく必要があります。

そこで当初はキャリーで機材を運んでいたのですが、自分は電車移動なので、キャリーはかなり辛い。

一方でいつものショルダーバッグには機材がとても入らないということで、リュック型を選択したというわけです。

結果として可搬性と収納力を両立することはできたのですが、やはり機材は重すぎてリュックでもきつい。体を鍛えるか、機材自体の軽量化が必要だと感じました。

ロープロのフリップサイド500AW自体は非常に優秀なリュックです。

まずバッグ自体が軽くて背負ったときの感覚もかなり良好。おそらく同じ機材を他のバッグで持つよりははるかに軽く感じられていると思います。

収納力については、一眼レフを2台、24-70mm F2.8 18-35mm F3.5-4.5 ストロボ2台、レフ板、レリーズケーブル、ブロワーなど小物類、などなどを入れてもまだ余裕があり、たぶん70-200mm F2.8も入りそう。


背中側がひらきます。

これだけ収納すると、そもそもショルダータイプでは肩にかかる重さがハンパなくて死ぬので、やはりキャリー以外ではリュック型しかないと思います。ちなみに、三脚とライティング機材は当然入らないので、別に持つ必要があります。

あと、地味なところでは、フリップサイドを背負うと肩にスペースがなくなるので、ライティング機材と三脚が肩にかけにくくなるんですよね……。これはもう仕方ないのですが。

フリップサイド500AWを買ったときは、これでキャリーはもういらんやん! と思ったのですが、先ほども書いたように体への負担はだんぜんキャリーが楽なので、使い分けていこうと思います。

イメージとしては、

雨の日、電車が混みそうなとき→フリップサイド

駅でエレベーターが使えるくらい時間に余裕があるとき、電車が混んでいないとき→キャリー

てな感じですかね。
用途的に若干かぶりますが、両方持っていると便利だと思います。

取材で使うミラーレスカメラやコンデジを選ぶとき、見落としがちだけど大事なポイント

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取材の現場では専業カメラマンはやはり一眼レフを使っていますが、記者・ライターなどはミラーレスやコンデジを使っているというケースが増えています。最近のミラーレスやコンデジは記録用としては十分な性能を持っていますし、画質に関しては一眼レフと同等です。

じゃあ何が劣るのかというと、一つはスピード感。

取材では別にずっと写真を撮りまくっているわけではなく、しばらく撮る必要のない場面が続くこともありますし、長い取材では休憩も挟みます。

そういうとき、液晶画面をあまり使わない一眼レフは待機電力がかからないので電源をつけっぱなしにできますが、ミラーレスやコンデジはそうもいかないので電源を切るか、スリープモードにします。

また、撮っているときでも少し放っておくとスリープに入るので、「あっ、今撮らなきゃ!」と思ったときにシャッターボタンを半押ししてスリープを解除してやる必要があります。

取材で使うミラーレスやコンデジを選ぶ際には、この「電源を入れてから撮れるようになるまでの時間」と「スリープからの復帰時間」も重要です。

で、僕が使っているのはオリンパスのStylus1(スタイラス1)なんですが、こいつがすごい。

何気なく使っていたのですが、先日の仕事で頻繁にスリープと復帰を繰り返すような仕事がありまして、そのときに「復帰、速っ!」と驚かされたのです。本当に、一瞬で復帰して撮影可能状態になります。まったくストレスがありません。

いや、これまでにもさんざん使ってきたので今さらではあるのですが……改めてそういう視点で見ても隙のないカメラだなぁと感心しました。さすが(コンデジの)フラグシップです。後継機の話がまったく出てこないのが残念すぎる。

もし仕事で使うカメラを探している場合は、画質だけではなく、こういうマニアックなポイントにも目を向けてみては。

日本での発売もありえる? 海外スマホメーカーからマイクロフォーサーズの新型カメラ「BF1」登場

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ちょっとおもしろいカメラが発売されるようです。

中国のスマホメーカー「Meitu」が開発した「BF1」は、マイクロフォーサーズマウントを採用したミラーレスカメラ。

アスキーに展示ブースのレポートが載っていますね。

ascii.jp

おもしろいと書きましたが、これ自体はいたってオーソドックスなカメラです。

ただ、スマホメーカーがカメラを出すという行為がおもしろいし、マイクロフォーサーズマウントを選択しているのもおもしろい。

飛び道具的なカメラではなく、あえて正統派のカメラで来たというのが興味深いです。

カメラに特化したスマホを売るために「カメラもちゃんと作れるメーカー」というブランディングをしたいのか、それともこのカメラで真剣に市場をとっていきたいのか、どういう立ち位置を狙った製品なんでしょう。

ともあれ、これでマイクロフォーサーズマウントが盛り上がるといいですね。

具体的なスペックを見ていきましょう。

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公式サイトを見る限り、対象は女性。

「旅拍神器」という文字がありますが、拍は「撮影する」という意味で、神器は「機械」。なので、旅行にぴったりのカメラとしてアピールしているのでしょうか。

大きさは83×66.9×51.9mmで、重量は228グラム。

操作はタッチがメインのスマホライクなもので、ボタンはシャッターくらいのようです。

前から見た形は正方形でキヤノンのPowerShotNっぽいのですが、さすがにそれよりは大きいですね。

現状、マイクロフォーサーズ機でもっともコンパクトなGM1が98.5×54.9×30.4mmなので、横が短く縦に少し長く、厚みはもっとある感じでしょうか。さすがにGM1ほどではないにしろ、かなりコンパクトな印象です。

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付属レンズは自社製品とのことですが、OEMでしょう。

アスキーの記事ではボカして書いていますが、スペックとルックスから見て、ほぼ間違いなくパナソニックの14-42mm F3.5-5.6 電動ズームだと思われます。

気になるセンサーはソニーの「IMX159」。1600万画素です。

ちょっと前のオリンパスのマイクロフォーサーズ機にはこのセンサーが使われていて、評判も上々でした。

画質面では今も見劣りしませんし、だいぶ値段もこなれているはずなので無難なチョイスだと思います。

価格は未定とのことですが、このあたりの情報から考えると、仮に日本で発売になった場合、レンズキットで5万円くらい?

アスキーの記事には2万円台なら……と書いていますが、そんなに安く出せるかなぁ。

そもそもカメラ王国の日本ではかなり厳しい戦いになりそうなので、発売するのかわかりませんけどね……。