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コメモ。

日記。メモ。備忘録。

Apple Watchが腕時計に勝つための条件

雑記

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アップルが3月9日にスペシャルイベント「Spring Forward」を開くことが報じられました。


速報:アップル、3月9日にスペシャルイベント Spring Forwardを開催。日本時間10日2時から - Engadget Japanese

記事内にも書かれてある通り、まず間違いなくApple Watchに関する発表が行われるものと思われます。

で、Apple Watchですが、昨今ハズレなしのアップル製品とはいえ、ヒットするかは完全に未知数。僕は出たら買うつもりですが、正直、大コケする可能性もわりとあると思っています。



何しろ、これまで様々なスマートウォッチ(腕時計型のガジェット)がApple Watchに先駆けて登場したにも関わらず、どれひとつとして普及していませんからね……。

なぜスマートウォッチが苦戦しているのかというと、理由は簡単で、


腕時計はひとつしかつけられないのだから、それならデザインがいまいちなスマートウォッチなんかじゃなく、好きな腕時計をつけたいに決まってんじゃん。


……ということ。それを覆すだけの便利さがスマートウォッチにあればよかったのですが、それもなかったし、仮にあったとしてもうまくアピールできなかった。

要するに「腕」という一等地を争った挙句、腕時計に勝てなかったわけですね。

そう考えると、スマートフォンはうまくガラケーの隣に入り込んで、ぶっちぎったなと感心します。

  • 操作性の良さやアプリによる拡張性など、従来の携帯電話よりもはるかに便利だったし、それがわかりやすかった
  • 鞄の中やポケットに入れられるし、身に付ける際の場所の確保が問題にならなかった。何だったらガラケーと2台持ちもできた(というか、特に初期の頃は2台持ちしている人もけっこういた)
  • 「ダサい」というイメージがつかなかった


重要なのは3番目の「ダサいというイメージがつかないこと」で、スマートウォッチは特にそう。腕時計を追い出すには、「今までの腕時計よりもかっこいい」と思わせないとダメです。まずはここが、Apple Watchの最初のハードルかなと思います。

ただ、これについてはアップルはさすがによくわかっているというか、前回のイベントには世界中のファッション誌の編集者を呼んでいたそうですし、ハイブランドとのコラボにも積極的。素材やカラーのバリエーションも豊富に用意していて、超高級な18金モデルもラインナップするなど、明らかにファッションとして売り出そうとしています。

で、何となく思い出したのが、iPodのこと。

iPodがヒットしたときも、アップルはうまいこと「iPod=オシャレ」な空気を作り上げました。もちろん、iPodのヒットはiTunesという超便利なソフトと豊富な楽曲ラインナップがあったからこそなのですが、モノとしてのイメージが良かったというのも大きかったんじゃないかなと思います。ソフトがいくら良くても、スペックが高くても、ダサいものは持ち歩きたくないですからね。

ってことで、Apple Watchがヒットするかどうかは、機能やスペックよりも、初手でシャレオツな印象を植え付けられるかどうかにかかっていると思います。

誰も想像していない、めちゃくちゃ便利な革新的機能が搭載されていたら別ですけどね。麻酔針を発射したり声色を自由に変えたりできる機能とかね。