手持ちで室内から夜景を撮る
手持ち室内夜景はけっこう難しい。
ガラスの反射を防ぐためにアングルが限られ、かつ手持ちなのでISO感度を上げる必要があり、ギリギリのシャッター速度で止める必要があります。
それ用の装備を用意していけば綺麗に撮れるのですが、何もないとかなりきつい。
今回は都内の某高層マンションでインタビューがあったので、そのついでに撮影。わかりにくいのですが、東京タワーと東京スカイツリーが重なって見えるのはこの場所くらいなのだとか。もうちょっと望遠レンズを持っていけばよかった。
ちなみに今回の写真はISO3200前後で、F2.8、ホワイトバランスは蛍光灯、シャッター速度は1/20くらいで撮っています。手ぶれ補正は残念ながらついていないレンズです……。よく見るとガラスの反射が防ぎきれていない。
簡単に夜景を撮るときのコツなど。
ガラスの反射を防ぐにはレンズスカートを使うと便利。
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ない場合はレンズをぴったりとガラス面に密着させ、レンズのまわりを上着などで覆ってやると映り込みをかなりカットできます。
それからISO感度を上げなくてもいいように、三脚もほしい。一眼レフならしっかりしたやつを。コンパクトで常用できて便利なのはpixi。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B
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コンデジか、軽いミラーレスで夜景を撮る可能性があるときはこれを持ち出します。
三脚で撮るならISO感度は最低に設定して、レンズスカートなどで反射をなくして、あとは好きなだけシャッターを開ければいいんじゃないでしょうか。絞りは撮像素子が大きければF8とかに絞るのがベストな気もするけど、よくわからなければ開放でいいと思います。
どうしても手持ちで撮る場合は、ISO感度を3200あたりに、F値は開放で、シャッタースピードは1/10~1/20くらいで、当然手ぶれ補正はオン。それでも手ブレする確率が高いので、何枚も撮っておくこと。記録はできれば後で調整しやすいようにRAW。現像したくなければjpgでもOK。ホワイトバランスは蛍光灯が好きだけど、これは好みでOK。