オリンパスの公式オンラインショップで福袋が発売開始! 何が入っているのか中身を推測してみた
オリンパスの公式オンラインショップ「オリンパスオンライン」で、たった今、福袋の販売がスタートしたという情報が入ってきました。なぜこのタイミングで……と思わないでもありませんが、気になるので見に行ってみると、
中身は見えないようになっていました。福袋なので、そりゃそうかという感じですが、実はこれ、カーソルを当てるとほんの少しだけ中が透けて見えるようになっています。
ただ、見える範囲が非常に狭く、中に何が入っているのかは何となくしかわかりません。
そこで、その「見える範囲」から中身を推測してみることにしました。とりあえずセットの内容をバーっと書き出していって、検証のポイントをその後書いていきます。
あと、当然のことながらあくまで推測ですので、実際の中身が違っていても責任はとれません。あしからず。
それじゃ、いってみましょう!
PEN トリプルレンズ福袋 16万円
まずは一番高価な16万円のPEN トリプルレンズ福袋。中に入っているのは……。
このラインナップでしょうね。17mm F1.8のレンズとビューファインダー付きのPEN E-P5(PENのフラグシップモデル)と、45mm F1.8単焦点、25mm F1.8単焦点、14-42mm F3.5-5.6の標準ズームレンズだと思います。
ぶっちゃけ全部Amazonで買ってもたいして値段は変わらない気もしますが。
OM-D 大口径レンズ福袋 15万円
続いてこれ。中身はたぶん、
こんな感じですね。OM-D E-M5 エリートブラックのボディのみと、25mm F1.8、75mm F1.8のレンズ、あとはショルダーバッグですね。
OM-D 超望遠福袋 8万円
超望遠っていう時点であのレンズだろうな、と思うわけですが……。
このセットで間違いないと思います。OM-D E-M5 エリートブラックとボディキャップレンズ15mm、あと75-300mm F4.8-6.7ですね。表示された金額を足すと8万円を大幅に超えるため、お得! となりそうですが、一番右の75-300mmは旧型で、Amazonの価格は大幅に値上がっている状態です。ご注意を。今はこいつの改良型が出ていて、そっちが性能・価格ともに優秀。福袋ならともかく、もし単品で買うなら、何か特別な理由がない限り、新型を買ったほうがいいでしょう。
↑これが新型。ズームリングの形状がぜんぜん違うから、ひと目でわかります。
PEN スリムズーム福袋 5万円
どんどんいくよ。
14-42mmのパンケーキレンズ以外はぜんぶ古いモデルですね。E-PL3が今さら入っているのは、アウトレット品だからでしょうか。Amazonではもはや中古品オンリー……。
個人的にはあまり惹かれませんが、とりあえずひと通りカメラをそろえたい! っていう人にはいいのかな。でもさすがに古すぎるし、普通に買う方が安いような気もします。
PEN 小型一眼福袋 3万円
先ほどと同じくE-PL3のセット。ズームレンズを旧型にして、ファインダーを除いたセットですね。もし、本当にこの内容だとしたら3万円はちょっと割高な気も……。2世代新しいE-PL6のレンズキットがAmazonだと29,800で爆安セールしてますからね……。
PEN セカンド一眼カメラ福袋 2万円
まさかのE-PM1!! E-PM2ですらけっこう古くなってきているのに、E-PM1か……。ちなみに1と2では性能がぜんぜん違います。2の方は今でも通用するけど……。あと、どんだけボディキャップレンズ売りたいんだ。
ここからはレンズ福袋。
レンズ福袋 10万円
惜しい! 超望遠ズームが新型の方だったらな~。それでもめちゃめちゃお得かというと、そうでもないけど。
レンズ福袋 7万円
アウトレット品には超望遠ズームレンズが余っているんだな、と思いました。
スリムコンパクト福袋 1万円
ラスト! スリムコンパクト福袋は4種類あって、それぞれ入っているカメラとカラーが違うみたいです。µ-7040かµ-7050、それから4GBのSDカード。あと謎のファインダーっぽいのが入っているのですが、残念ながらこいつの正体はわかりませんでした。修行が足りません。
基本どれも古いカメラで、もう新品は売っていません。Amazonでは中古品だけです。
↑µ-7040のピンクは中古でも売っていませんでした……。
ということで、中身の推測は以上となります。
以下は蛇足。判断のポイントを書いておきますので、皆さんも福袋の中身を推測するときの参考にしてください。
どの部分でカメラとレンズを見分けるか
まず、カメラとレンズのラインナップをすべて覚えます。
今回だとカメラは正面からのデザインしか確認できませんが、いくつかポイントを見極めると判断できます。
たとえば、16万円の福袋のPENですが、E-P5というところまでは誰でもわかるとして、問題はレンズ。レンズキットが2種類あるわけですね。17mm単焦点と、14-42mmズームレンズキット。どっちなのでしょう。
横や斜めから見るか、解像度が高くて文字が読めればすぐにわかりますが、正面オンリー、それも低解像度では、レンズに書かれてある文字すら読めません。これをどう見分けるか。
この部分にご注目ください。レンズに対して、斜め45度あたりのところから文字がスタートしています。
で、
これがズームレンズキットで、
これが単焦点レンズキット。
もうおわかりですね、ズームレンズは文字がレンズ周りをぐるっと取り囲んでいるのに対し、単焦点レンズキットでは一周していないのです。こういう部分に注目して見分けていきます。
っていうか、よく見たらレンズと文字の間隔からして違っていましたね。まだまだだなぁ。
また、
OM-D 超望遠福袋をはじめとして多数登場するボディキャップレンズですが、これも2種類ありまして、
これと、
これ。
もはや間違い探しみたいになっていますが……。よく見ると、レンズの周囲を取り囲んでいる銀のリングが一周しているか、途切れているかで見分けることができます。
先ほどのこれは銀のリングが途切れているので、旧型だと判断できるわけです。まぁ福袋なんで、そもそも新型は入りにくいでしょうけどね。
それから、ボディだと、
E-PL3とE-PM1、この二つも正面からだけではすごく見分けにくいのですが、
シャッターの横にモードダイヤルがあるかないか、で見分けることができます。
ということで、3万円の小型一眼福袋はE-PL3であることがわかるというわけですね。
この他にも、レンズを繰り出したときの段差形状や、グリップのシボ加工の模様、リングやダイヤルのローレットパターン(ギザギザになってるやつ)などで区別することが可能ですので、覚えておくと便利です。
最後に念のため、もう一度書いておきますが、今回の内容はすべてビジュアルから推測した予想に過ぎません。間違っていても一切責任はとれませんので、よろしくお願いいたします。