コメモ。

日記。メモ。備忘録。

オールナイトで楽しむ「六本木アートナイト」で、全身をライターに包んだ怪しい人に遭遇した

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六本木の街を使って開催されるオールナイトのアートイベント「六本木アートナイト」に行ってきました。

ぜんぜん知らなかったのですが、毎年この時期に開催されていて、すごく盛り上がるイベントなんですね。今年は4月19日の夕方からスタートして、20日の夜まで行われていたようです。

 

誘われて行ったはいいものの、ちょっと防寒対策を怠りまして、Tシャツにパーカーというラフすぎる格好がまぁ寒いこと寒いこと! 六本木ヒルズのビル風が冷たくて、何度「凍え死ぬ!」と覚悟したことか。来年以降行かれる皆さんは防寒対策をしっかりしていってくださいね……。

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さて、せっかくなのでアートナイトがどんなイベントだったのかをレポートしていきましょうか。

先ほども書いた通り、アートナイトは六本木の街全体を使って行われます。展示は屋内外のあちこちに設置されていて、自由に歩きながらアートやパフォーマンスを鑑賞するのです。

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今、「パフォーマンス」と書きましたが、実はアートナイトは単に設置されたアートを観るだけでなく、様々なパフォーマンスや観客参加型のイベントが行われています。たとえば六本木ヒルズのアリーナには、高円寺阿波踊りから「天水連」が参戦。本番さながらの阿波踊りをノリノリで披露して拍手喝采を浴びていました。

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他にもいろいろなパフォーマンスがあって、入れ替わりながら明け方まで(!)ずっと行われています。

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ちなみに美術館もこの日は閉館時間を遅くしていて、特に森美術館はオールナイトで営業しています。もちろん、一年のうちこの時期だけ。夜景を見ながら美術館賞なんて、なかなかできない贅沢ですよね。

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六本木はそもそも夜が元気な街ではありますが、この日はアートナイトに参加するために集まったお客さんで街があふれていて、普段の夜の雰囲気とはまったく違っていました。

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ヒルズからミッドタウンへ移動していると、途中の六本木交差点に怪しい人物が。「ハートに火を」というのぼりはいいとして、その服は何なのよと思ったら、全身にライターをくっつけているのでした。ああ、それで「ハートに火を」なのか。ていうか、この服装は暖かそう。そんなこと考えて作ったんじゃないだろうけど、頭まで覆ったのは防寒的には大正解でしたね!

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東京ミッドタウンでもいろいろな展示やイベントが。これは「風の谷のナウシカ」に出てくるメーヴェそっくりの飛行機。実際に飛ぶらしく、飛行映像が隣で流れていました。

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東京ミッドタウン内部ではちょっと不思議なライブが。「春のオリンピア」とか「天才スクール」とか、なんか気になる文字列がステージ周りに見えるんですが、どういう意味なんでしょうか。

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最後にこれは国立新美術館の近くに立っていたオブジェ。大きな卵が印象的です。残念ながら国立新美術館の方は閉館していたので、また改めて訪れてみようと思います。

どうも芸術のことは疎いので、作品ごとの解説などはできないのですが、観るだけではなく参加して楽しむイベントだったこともあり、かなり楽しめました。

こういう街全体を使ったイベント、ぜひ他の場所でもやってくれないかなぁと思ったのでした。