取材で使うミラーレスカメラやコンデジを選ぶとき、見落としがちだけど大事なポイント
取材の現場では専業カメラマンはやはり一眼レフを使っていますが、記者・ライターなどはミラーレスやコンデジを使っているというケースが増えています。最近のミラーレスやコンデジは記録用としては十分な性能を持っていますし、画質に関しては一眼レフと同等です。
じゃあ何が劣るのかというと、一つはスピード感。
取材では別にずっと写真を撮りまくっているわけではなく、しばらく撮る必要のない場面が続くこともありますし、長い取材では休憩も挟みます。
そういうとき、液晶画面をあまり使わない一眼レフは待機電力がかからないので電源をつけっぱなしにできますが、ミラーレスやコンデジはそうもいかないので電源を切るか、スリープモードにします。
また、撮っているときでも少し放っておくとスリープに入るので、「あっ、今撮らなきゃ!」と思ったときにシャッターボタンを半押ししてスリープを解除してやる必要があります。
取材で使うミラーレスやコンデジを選ぶ際には、この「電源を入れてから撮れるようになるまでの時間」と「スリープからの復帰時間」も重要です。
で、僕が使っているのはオリンパスのStylus1(スタイラス1)なんですが、こいつがすごい。
OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS-1S 28-300mm 全域F2.8 光学10.7倍ズーム ブラック STYLUS-1S BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
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何気なく使っていたのですが、先日の仕事で頻繁にスリープと復帰を繰り返すような仕事がありまして、そのときに「復帰、速っ!」と驚かされたのです。本当に、一瞬で復帰して撮影可能状態になります。まったくストレスがありません。
いや、これまでにもさんざん使ってきたので今さらではあるのですが……改めてそういう視点で見ても隙のないカメラだなぁと感心しました。さすが(コンデジの)フラグシップです。後継機の話がまったく出てこないのが残念すぎる。
もし仕事で使うカメラを探している場合は、画質だけではなく、こういうマニアックなポイントにも目を向けてみては。