やっぱり両手が空いてないとな……というわけでクランプラーのリュック「ザ・プライベート・ズー」にインナーボックスを入れてカメラバッグ化してみました
カメラバッグはいくつも持っているのですが、やはりイベントなどを取材するときは両手が空くスタイルの方がいいなぁと思い、リュックタイプを検討していました。
条件は、
- コンパクトであること
- MacBook Air11インチが収納できること
- ミラーレス一眼(OM-D E-M1)1台レンズ付きと交換レンズ1本、予備バッテリーやストロボなどが入ること
- その他、モバイルバッテリーなど機材もろもろが入ること
- それなりにおしゃれであること
- コンパクトで軽いこと(重要)
といった感じ。
いろいろ探した結果、機能性と収納性とデザイン性を兼ね備えたクランプラーのリュック「The Private Zoo(ザ・プライベート・ズー)」を購入しました。値段は13,000円くらいでした。
……が、実はこれ、カメラバッグではありません。普通のリュックです。
クランプラーはカメラバッグも展開しているのですが、正直どれも自分の条件に当てはまらずいまいちだったのです。
で、どうしようかなーと思っていて、閃いたのが、
そうだ! 普通のリュックにインナーボックスを入れればいいじゃん!
そう、前に紹介したZehaのバッグと同じ考え方ですね。
幸い、クランプラーにはいい感じのインナーボックスもありました。
CRUMPLER インナーボックス ヘブン(S) スレートグレイ ブラック HVN001-X06G40
- 出版社/メーカー: クランプラー
- 発売日: 2013/09/02
- メディア: Camera
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7,500円くらい。けっこうするけど仕方ない。
中はこんな感じで、マイクロフォーサーズの標準レベルのレンズならジャストで入ります。
これを先ほどのザ・プライベート・ズーに詰め込むと……
あつらえたかのようにぴったり!
まぁ同じメーカーなんで、そりゃそうなのかもしれませんが。
ということで、無事リュックタイプのカメラバッグをゲットしたので、さっそく取材で何度か使ってみたのですが、やっぱり両手が自由に動くのはいいですね! Zehaのトートも肩にかけておけば両手が空くのですが、とはいえ前かがみになるような姿勢を取るとずり落ちてきてちょっと煩わしい。
その点、リュックタイプだと完全に体と一体化するので楽ちんです。
一方で弱点もあります。
まず、とっさにカバンの中身を漁れない。
レンズ交換とか、財布を出すとか、そのたびにいちいちリュックを下ろしてジッパーを開けて……とやらないといけないので、頻繁にカバンの中身を出し入れするような場面には向いていないです。
それから、季節にもよりますが背中が暑い。
僕がもともと暑いのが苦手というのもありますが、ぴたりと背中にフィットするので、すごく暑いです。夏場だと汗もかくし、不快感すら覚えるレベル。これはクランプラーがどうとかじゃなくて、リュックならではの問題ですね。仕方ないので、暑いときは片方を肩から外して、トートの肩掛けみたいな感じで使っています。対策として保冷シートみたいなのを貼ろうか考え中です。
さて、このクランプラーのリュック、中にインナーボックスを入れても結構余裕がありまして、荷物の少ない男性なら1泊2日の旅行くらいなら余裕で行けます。というか、実際に行きました。
そのとき持って行ったのは、
- ミラーレス一眼(OM-D E-M1)
- パナソニック 12-35mm F2.8
- パナソニック 7-14mm F4
- 着替え(下着ワンセット)
- シェーバー
- コンタクト
- メガネ(ケース入り)
- MacBook
- 充電ケーブル2本
- モバイルバッテリー
- ニンテンドー3DS
- イヤホン
これだけ入れてもまだぜんぜん余裕でスペースが余っていました。
容量は17Lとのことですが、想像よりもかなり入ります。それでいてシンプルなデザインのおかげなのか、すっきりとしていてコンパクトに見えるんですよね。
クランプラーのリュックにインナーボックスを入れてカメラバッグ化する方法、かなりおすすめです。