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コメモ。

日記。メモ。備忘録。

パナソニックが「LUMIX G 25mm/F1.7」の発売を発表、マイクロフォーサーズの標準レンズが4本に。どれを選んだらいいのかを考える

デジカメ 雑記

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パナソニックが、マイクロフォーサーズレンズ「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.」を10月23日に発売することを発表しました。

マイクロフォーサーズにおける25mmは35mm換算で50mm。すなわち標準レンズとなります(カメラ業界では焦点距離50mmのレンズを標準レンズと呼びます)。

これで、マイクロフォーサーズマウントの標準単焦点レンズは4本となりました。他のマウントと比較してもかなり充実しているといえます。

どれを買うべきか検討している方のために、発売時期も価格もスペックも少しずつ異なる4本の標準レンズの特徴をまとめてみたいと思います。

パナソニック25mm F1.4 オリンパス 25mm F1.8 コシナ NOKTON 25mm F0.95 TypeII パナソニック 25mm F1.7
発売日 2011年 7月22日 2014年2月28日 2014年4月8日 2015年10月23日
定価 70,000円 42,000円 105,000円 37,000円
実勢価格 42,000円 31,000円 66,000円 80,000円
最大径×全長 63mm×54.5mm 57.8mm×42mm 60.6mmx70mm 60.8mm×52mm
重量 200g 137g 435g 125g
最短撮影距離 30cm 25cm 17cm 25cm
AF あり あり なし あり

こうしてみると、同じ標準レンズといってもそれなりに違いがあることがわかります。

COSINA フォクトレンダー 単焦点レンズ NOKTON 25mm F0.95 TypeII Micro Four Thirds マイクロフォーサーズ対応 232044

まずずば抜けて特殊なレンズはNOKTON 25mm F0.95。おそろしく明るいレンズでピント面も薄く、開放ではかなり気をつけて撮影しないとどこにピントが合っているのかわからない写真になってしまうかもしれません。また、開放では様々な収差が発生し、よくいえば「味」のある描写をしますが、悪くいえば眠たい写真になることも多いです。

さらにオートフォーカスがなく、マニュアルフォーカスのみというのも人を選びます。質感は金属で非常に高いのですが、それだけに重量はダントツで、携帯性は低め。このあたりの個性をすべてわかった上で買う上級者向けのレンズでしょう。17cmとかなりよれて大きく写せるのもNOKTONならではの長所です。

Panasonic マイクロフォーサーズ用 ライカ DG SUMMILUX 25mm F1.4 単焦点 標準レンズ ASPH. H-X025

続いてパナソニックの25mm F1.4は、マイクロフォーサーズの中ではかなり明るいレンズで、開放で撮るとかなり大きくボケてくれます。ライカの名を冠しているだけあって写りにも定評があり、ボケが綺麗で暖かみのある写真が撮れると評判です。もちろん、絞ればシャープに写ります。当然、オートフォーカスも搭載しており、扱いに困ることはないでしょう。初心者でも使いこなせる楽しいレンズです。それなりに古いレンズですが、描写には古さは感じさせず、逆に価格が手頃になっていてお買い得です。

欠点としてはF1.4と明るいため、少々大きくて重いこと。といっても200gしかないのですが、マイクロフォーサーズの単焦点としてはちょっと大きめです。それが気にならないなら、明るさと使いやすさを両立したすばらしい選択肢になると思います。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ブラック マイクロフォーサーズ用 単焦点レンズ

オリンパスの25mm F1.8はコンパクトなサイズとお手頃な価格で使いやすいのが特徴。パナソニックに比べると、どちらかといえばシャープでクリアな写りという印象です。その分、"味"みたいなものは控えめ。オリンパス機なら収差は良く補正されていて問題なし。若干の歪曲はあるようですが、実際に使っていて気になったことはほとんどありません。25cmという最短距離もなかなか優秀です。

堅牢性などはこの金額ですから期待できませんが、どんな場面でも一定の仕事をしてくれる優等生的なレンズで、オリンパス機ならまずこれを買うのがオススメです。

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そして今回発売が決定したパナソニックの新型25mm F1.7。オリンパスよりも多少大きめですが、代わりに重量は軽くなっています。いずれにしてもコンパクト。まだ写りがどれほどのものかはわかりませんが、パナソニックなので外すことはまずないでしょう。おそらく、先日出た42.5mm F1.7を踏襲してハイレベルな写りを見せてくれるはずです。言うまでもありませんが、同じパナソニックのボディと相性がいいでしょう。オリンパス機の場合、積極的に選ぶ必要はなさそう。

気になる価格は37,000円と、ライバルのオリンパス25mm F1.8に比べると実勢価格としては高めですが、定価だけでいうとオリンパスの方が上だったので、すぐに価格は逆転するでしょう。42.5mm F1.7の傾向から考えて、おそらく数ヶ月すれば定価の6割くらいで落ち着くと思われます。ということは22,000円あたりですね。ここまでくるとかなりお買い得感が出てきます。そもそも37,000円という定価も特に高いとは思いませんが。

ということで、マイクロフォーサーズの個性豊かな25mm単焦点選びですが、

オリンパスユーザーならオリンパスの25mm F1.8を、パナソニックユーザーならパナソニックの25mm F1.7を選ぶのが、まずは間違いないかと思います。

ただし、パナソニックユーザーは25mm F1.4という選択肢もあるので、重さと大きさと価格を我慢してでも明るさが必要ならそちらを選べばいいでしょう。