コメモ。

日記。メモ。備忘録。

ミラーレスカメラのAF速度

FUJIFILM レンズ交換式プレミアムカメラキットX-T1+XF18-55mmキットブラック F X-T1B/1855KIT

富士フイルムから発売されているミラーレス一眼、X-T1に大規模なファームアップがあり、AF(オートフォーカス)周りがかなり改善されたようです。

fujifilm.jp

富士フイルムはAFで他社におくれを取っていたので、これでどこまで巻き返せるのか注目ですね。

ところで、AFといえば、キヤノンかニコンの一眼レフの独壇場みたいに言われることが多いのですが、ミラーレスもかなり追い上げてきており、速度はもちろん、動体追従性についても一眼レフと遜色ないところまできています。

とはいえ、一口にミラーレスといっても、メーカーによってAF速度はかなり違います。

速度を計測したわけではないのですが、各メーカーのミラーレス上位機種を使ってみたところ、速度についてはこんな印象を受けました。

パナソニック>ニコン=オリンパス=ソニー>>>キヤノン=富士フイルム
※ペンタックスQは使ったことがないので除外

とにかくパナソニックのAF速度はおそろしく速く、キヤノンや富士フイルムと比較すると明らかに体感でわかるレベルで違います。パナソニックは「DFD」という独自の空間認識技術を取り入れており、それも速度に貢献していると思われますが、そもそもDFDが搭載される前からすでに爆速でした。

一方でニコンも速いのですが、どちらかといえば動体へのAFの食いつきの方がインパクトがあります。オリンパスとソニーはほぼ同等ですが、コンティニュアスAFに関してはソニーの4Dフォーカスがかなりすごい。AF点がうじゃうじゃと被写体に群がる様は一見の価値ありです。

ここまではほぼ不満なく使えるレベルで、キヤノンと富士フイルムがちょっと苦しい。ただ、一般的には十分な速度でしょう。スマホよりはよっぽど速いので。

富士フイルムのAFは、今回のアップデートでどこまで改善するのか。画質に関してはミラーレス最強なだけに、AFが改善されればかなり魅力が増しそうです。