コメモ。

日記。メモ。備忘録。

海外でビール腹男子が人気? いや、大事なのはそこじゃなくて。

「海外でぽっちゃりビール腹男子が人気」という記事にマジレス。

女子大生のピアソンさんが考えた「Dad Bod」(パパの体)というスラングも大流行で、ビール腹の時代がきた? ……という記事なのだけど、ビール腹が本当に盛り上がっているのかはさておき、例としてInstagramに挙がっていた写真を見るに重要なのは単に太っていることではなく、そのイメージをどうコントールするか。



たしかに腹は出てるんだけど、どれもこれもこざっぱりして清潔感があってオシャレ。いわゆる僕らがビール腹と聞いて想像する、「あぶらっこい中年オヤジ」とはぜんぜん違う。

人の印象を決める計算式は複雑で、一見マイナスに思える要素でも、実はプラスの面を持っていたりする。

人それぞれ好みがある以上、100%プラスとか100%マイナスということにはならない。何にでもプラスとマイナスの面があって、一般的にプラスよりもマイナスに評価が傾きがちな要素でも、マイナスの印象だけを打ち消してやれば、うまいことプラスの評価が残る。

「ビール腹」のプラス面が「良いもの食べてそう=金持ってそう」なら、マイナス面は「ビール腹=不摂生で自己管理ができていなくてだらしなさそう」あたりなので、オシャレで清潔感さえあれば、ビール腹のマイナス面の大半を打ち消すことができる。ただし、「太っている」こと自体に不潔なイメージがあるので、普通の人よりももっと努力は必要だろうけど。

外見にコンプレックスがある場合、「その要素自体が嫌われているというよりも、その背景に透けて見える要素が嫌われている」と考えるべき。もちろん、「生理的に受け付けない」というどうしようもないパターンもあるので、何でもかんでもはうまくいかないのだけど。