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コメモ。

日記。メモ。備忘録。

【オートでしか撮らない初心者向け】初めてのデジカメの選び方をなるべく専門用語なしで解説します

デジカメ

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 2020万画素CMOS 光学3.6倍 ブラック DSC-RX100


デジカメって種類が豊富ですよね。

家電量販店に行ってみても、たくさんありすぎてどれ選べばいいかわからん! となりがち。

そんな初心者向けに、デジカメの選び方を書いてみたいと思います。

なお、間違ったことは書かないつもりですが、主観は入ります。




さて、デジカメの選び方ですが、複雑なようで実はそうでもありません。

初心者が考えるべきは2つだけ

「用途」「メーカー」です。

この2つが決まれば、自ずと選ぶべき製品は決まってきます。

用途

用途といってもピンとこないかもしれませんが、要するに「なぜデジカメを買おうと思ったのか」ということです。

単に記録するだけなら、それこそスマホのカメラで十分ですし、実際に今まではそうだったのですよね。

でも、わざわざデジカメを買おうと思った。それはなぜか?

だいたい次のような理由に分類されるのではないかと思います。

  1. カメラと写真に興味が出てきたので、趣味として始めたい(EX:背景をボカした写真なんかを撮ってみたい)。
  2. もっと高画質で撮りたい(EX:スマホだと暗い場所でブレてしまう。夜景がうまく撮れない。子どもが生まれたので高画質で残したい……etc...)
  3. 運動会や発表会など、遠くから子どもを撮りたい(EX:遠くからズームしたい)

よくカメラの相談を受けたときに言われる「とりあえず万能に何でも撮りたい」という場合は2かな。そんな都合の良いカメラは存在しませんが。

ともかく、1〜3で買うべきカメラが変わってきます。自分の用途に合わせて、上のリンクを押してみてください。

カメラと写真に興味が出てきたので、趣味として始めたい。

この場合、身も蓋もない言い方をすると、予算に応じて好きなカメラを買えばいいという結論になってしまうのですが、それではあんまりなのでもう少し説明します。

趣味として始める場合、考えるべきは自分がレンズ交換したいのかどうかと、予算と、普段持ち歩くのに許容できるカメラの重さです。

よくあるパターンとして、せっかく大きく重いカメラを買ったのに、結局邪魔になって持ち歩かなくなり、スマホで撮っている……というケース。高いカメラが置物化している人はかなり多いです。なので、自分がどれくらいのサイズなら無理なく持ち歩けるか、をまずは考えましょう。

それなりに大きくても問題ないという場合は、一眼レフがオススメです。

  • レンズ交換したい人

一眼レフは大きすぎるという場合は、ミラーレスがオススメです。この二つ、画質は大差ありません。じゃあ何が違うのかというと、ファインダーが光学か電子かということと、バッテリーのもち。ミラーレスの方が圧倒的にコンパクトですが、バッテリーがもちません。一日中、歩きまわって撮影するという場合は、おそらく予備バッテリーが必要になります。

ファインダーの違いは初心者にとっては大した違いではありません。趣味として続けているうちに、自然に気になってきたら考えるといいでしょう。

それから、カメラとしての見た目もぜんぜん違います。

一眼レフは、いわゆる「イチガン」と皆が呼んでいるアレ。「プロっぽいカメラ」の見た目をしています(実際、プロが使うのも大半が一眼レフです)。対するミラーレスはスタイリッシュなものから、昔のフィルムカメラっぽいまで形が様々です。趣味として始めるなら、実用面はもちろん、持っていてテンションが上がるかどうかも重要なので、手にとって「これだ」と思ったらそれでOKです。

一眼レフにしろミラーレスにしろ、最初はレンズキットでいいでしょう。一眼レフなら型落ちで5万円も出せば十分なものが手に入りますし、ミラーレスなら安いもので3万円台くらいから買えます。意外と安いのです。

→一眼レフを選ぶ。
→ミラーレスを選ぶ。

  • レンズ交換しない人

一眼レフやミラーレスを買ったはいいものの、結局レンズ交換せずに使っている……というパターンは多いです。レンズを交換しないと撮れない世界があるのは確かですが、そこまでのめり込むか自信がない場合はレンズ交換しないコンパクトデジカメがいいでしょう。

コンパクトデジカメといえば、かつては小さい代わりに画質はいまいちというものが多かったのですが、その役割がスマホに取って代わられた今、生き残るために多様な進化を遂げています。

中でも趣味で始める場合は、「高級コンパクト」がオススメ。その名の通り、そこそこ値は張りますが、その分一眼レフやミラーレスに匹敵する画質を持っているので、背景をボカしたりといった表現も簡単にできます。ちなみにお値段は安くても3万円台〜高いと20万円を超えるものまで様々です。

もうひとつ、知っておいた方がいいのは、高級コンパクトでも二つのラインがあることです。

  1. 画質はそこそこだけど、ズームもできてコンパクト。表現力と利便性のバランスが良い初心者向けモデル
  2. 一眼レフに匹敵するかそれ以上の高画質を誇るが、ズームが一切できないなどの制約があるマニアックなモデル

いきなり(2)に特攻してもいいのですが、本当の初心者は無難に(1)から始める方がいいかと思います。

→高級コンパクト(初心者向け)を選ぶ。
→高級コンパクト(マニアック)を選ぶ。

もっと高画質で撮りたい

スマホは明るいところならデジカメと同レベルの写真が撮れますが、ちょっと暗いところに入ったり、動いているものを撮ろうとしたりすると、途端に画質が落ちたりブレたりして使い物にならなくなります。たとえば暗い会場で行われているダンスイベントなどは最悪の環境で、スマホではザラザラにノイズが乗りまくるか、ぶれぶれで何が何だかわからない写真になります。それから、花火や夜景などを綺麗に撮るのもやはり難しいでしょうね。

こういった難しい環境でもなるべく綺麗に撮りたい場合は、やはり本職であるデジカメが便利です。最近では多くのデジカメにWi-Fi機能がついていますので、撮った後にスマホに写真を転送することもできます。

しかし、注意すべきは、デジカメといっても極端に安い製品ではスマホとあまり変わらないということです。1万円台くらいで買える安いカメラでは、スマホの画質に不満のある人を満足させることはできないでしょう。あれはスマホを持っていない人や、画質は悪くてもいいからスマホではできないズーム機能がほしい人向けです。

そうではなく、「スマホよりも圧倒的に高画質で撮りたい、でも一眼レフやミラーレスにまでは興味がない」という人にオススメなのは、上でも紹介した「高級コンパクト」です。もちろん一眼レフやミラーレスでもいいのですが、そうなると趣味の領域に入ってくるので、上記の「カメラと写真に興味が出てきたので、趣味として始めたい」をご覧ください。

「高級コンパクト」には、二つのラインがあります。

  1. 画質はそこそこだけど、ズームもできてコンパクト。表現力と利便性のバランスが良い初心者向けモデル
  2. 一眼レフに匹敵するかそれ以上の高画質を誇るが、ズームが一切できないなどの制約があるマニアックなモデル

高画質という意味では(2)なのですが、コンセプト的に尖った製品が多く、ちょっとマニアックです。万能なのは(1)で、それでもスマホよりははるかに高画質な写真が手軽に撮れます。なので、ここでは(1)のラインを推したいと思います。

→高級コンパクト(初心者向け)を選ぶ。

運動会や発表会など、遠くから子どもを撮りたい

運動会や発表会などで遠くから大きく写したい場合、必要なのは高い倍率でズームできる機能です。量販店などでカメラ売り場のポップアップなどを見てみると「24-600mm」などの数字が書いてありますが、あの「mm」で表される数字が、「どこまでズームできるか(大きく撮れるか)」を示しています。後ろの数字が大きければ大きいほど高倍率となり、より大きく写すことができるようになります。

運動会や発表会などでは、最低でも300mmより大きな数字のカメラでないと大きく写すことはできません。会場の広さと子どもまでの距離によっては、300mmでもぜんぜん足りないことがあります。600mmくらいあれば、まず安心できます。


※ここでちょっとだけ注意。300mmとか600mmとか書いていますが、実はカメラによって「写せる大きさ」と「数字の大きさ」にズレがあります。ここではすべて「35mm換算」という方式で書いていますので、よくわからないという場合は、店員さんに「35mm換算で600mmまでズームできるカメラはありますか」といった聞き方をするといいでしょう。


選択肢は二つあります。

  1. 一眼レフorミラーレスをダブルズームレンズキットを買う。
  2. レンズ交換なしで使える高倍率ズームコンパクトデジカメを買う。

画質が良いのは(1)です。運動会はもちろん、暗い会場での発表会などでも綺麗に写すことができます。その場合は、ダブルズームレンズキットを買うと、最初から大きく写せる望遠レンズが付いてくるので、レンズ交換してやれば遠くの子どもが大きく写せます。これがレンズ交換できる一眼レフorミラーレスのメリットですね。

しかし、欠点もあります。ダブルズームレンズキットになるとやはり価格は上がります。ミラーレスなら4万円を切るようなものもありますが、とはいえそこが下限です。

また、望遠レンズは逆に広く写すことができないので、子どもと背景を一緒に広く撮るような場合は、またレンズ交換してやらなければいけません。レンズ交換できることはメリットですが、逆にいえばそれを面倒と感じる人には負担でしかありません。

それから、特に一眼レフはやはりかさばりますし、重いです。これらを許容できて高画質で撮りたい場合は、一眼レフorミラーレスのダブルズームレンズキットをオススメします。

レンズ交換はしたくないし、コンパクトな方がいいという場合は(2)になります。高倍率ズームコンパクトデジカメというやつです。一眼レフやミラーレスのダブルズームレンズキットよりも、さらに遠くまでズームできるものがほとんどなので、運動会レベルなら顔のアップまで拡大して撮ることも可能です。

ただし、弱点は画質が良くないこと。スマホレベルだと思った方がいいでしょう。特に暗い場所では、画質とピント合わせの性能が極端に落ちます。運動会はいいとして、暗所での発表会などを撮る場合は、ピント合わせがなかなかうまくいかずストレスを感じるかもしれません。

それでも、遠くからズームで撮れるのはスマホにはできない芸当ですので、価格とのバランスを考えると選択肢としては悪くないと思います。

→一眼レフとダブルズームレンズキットを選ぶ。
→高倍率ズームコンパクトデジカメを選ぶ。

メーカー

用途が決まったら、次はメーカーを選びます。

用途別に各メーカーの特徴などを書いていきますので、参考にしてください。

一眼レフ

現在、一眼レフを発売しているメーカーは意外に少なく、

キヤノン、ニコン、ソニー、リコー(ペンタックス)

の4社となります。このうち、リコーは「ペンタックス」というブランドで一眼レフを発売しており、カメラ売り場にもその名前で置いてあることが多いです。これは、リコーが数年前にペンタックス社を傘下に収めたから。ややこしいので、ペンタックスの名前の方で覚えておけば間違いありません。

また、ソニーの一眼レフは、正確には一眼レフではありません。ただ、見た目には完璧に一眼レフですし、初心者にはどうでもいいことなので、一眼レフという認識で問題ありません。もっとも、Twitterで「ソニーの一眼レフ」とか書くと、見知らぬ人から「ソニーのは一眼レフじゃないですよ」というお小言が飛んでくるかもしれないのでやめておきましょう。

さて、この4大メーカーに関してですが、ぶっちゃけ一眼レフは製品として円熟しているので、どのメーカーのを買っても問題ありません。好きなメーカーがあるなら、そういう理由で選んでも大丈夫です。

ただ、メーカーをまたいでレンズを使えないため、交換レンズを買い足していくなら、最初に買ったメーカーに縛られることになります。一眼レフはハマればハマるほどメーカーを変更しにくくなるので、それは覚えておきましょう。

  • キヤノン

キヤノンはカメラ業界で最大のシェアを持っているリーディングカンパニーです。誰もが知っている「kiss」ブランドは大ヒットしており、初心者が何となくカメラを買いに行くと、だいたいkissの箱を抱えて出てくることになります。

そんなキヤノンの最大の長所は「色」です。有名な話ですが、キヤノンのカメラは色を鮮やかに出す傾向があり、パッと見の印象が派手で綺麗です。人肌の描写もうまく、特に女性を美しく撮りたいという理由でキヤノンを選ぶ人も多いです。

後から色をいじったりしなくても綺麗な色が出るので、画像編集などをしたくない初心者にはぴったりです。プロのスポーツ撮影によく使われるだけあって、ピント合わせも速く正確。目立った欠点はありません。製品ラインナップも豊富で、将来カメラにハマったときに、そのままプロ機までステップアップしていけるのも強みです。また、一眼レフの中では比較的動画にも強いメーカーで、キヤノンの一眼レフで動画を撮るという映像作家も多いです。トップシェアを誇るだけあり、サポートも充実。

とまぁ、こんな感じで、あらゆる点で万能なのがキヤノンというメーカーの長所です。

短所は無難な機種が多く、面白みに欠ける傾向があること。他社がキヤノンに追いつけ追い越せで意欲的な機能をどんどん盛り込んだ新機種を出すのに対し、何もしなくてもシェアを持っているキヤノンは冒険する必要がありません。他社の動向を見極めて、後から一気にぶっちぎってくるのがキヤノンのいつもの戦略です。ですが、これは初心者にはあまり関係ないことですね。

それから、これは主観ですが、安いモデルだと他社に比べてボディの造りが若干貧弱な印象を受けます。といってもよっぽど荒っぽい使い方をしなければ大丈夫でしょう。

  • ニコン

業界2位のシェアを持つニコンの特徴は、キヤノンと一部かぶります。ラインナップが豊富で、プロ機までステップアップしていけること。ピント合わせも速く正確で、サポートも充実しています。

キヤノンと比較して、よく言われる違いとしては「色」です。キヤノンが鮮やかで綺麗な色を出すのに対し、ニコンは比較的地味な発色だと言われます。これは、ニコンが昔から報道カメラマンに使われてきたため、綺麗だけど嘘っぽい色でなく、見た目に忠実な色を出すようにチューニングされているからと言われたりもします。

……というのが、ちょっと前までのニコンの評価だったのですが、最近のニコンは色ががらりと変わりました。具体的にいうと、2014年くらいからの機種からぜんぜん違います。これまでよりも青みがかるようになり、パッと見の印象を重視した色になっています。こう言うのもアレですが、キヤノンっぽい色味になりました。

それから、ニコンはボディの造りが頑丈です。主観になってしまいますが、キヤノンの同価格帯のカメラと比べると、明らかに剛性が高いように思います。

欠点は特にありませんが、強いて言うなら、ファインダーではなくスマホのように液晶画面を見ながら撮影するライブビューでのピント合わせが遅いことでしょうか。ファインダーをのぞきながら撮影するなら何も問題ないのですが、ライブビューを多用するなら今のところニコンの一眼レフはオススメできません。でも、それくらいです。今なら僕は初心者にはニコンをオススメします。

  • ペンタックス

ペンタックスの長所は、まずコスパの良さです。他社の同レベルのカメラに比べてボディも安いですし、写りの良い単焦点レンズも比較的安価に手に入ります。キヤノンやニコンはどうしてもラインナップがプロ機までそろっているので、下のモデルにはコストをかけにくい(下克上させられない)のですが、ペンタックスには現時点でいわゆるプロ機と呼べるカメラがなく、ラインナップが絞り込まれている分、下のモデルまで手を抜くことなく本気で作りこまれています。

また、ほとんどのカメラが防塵防滴仕様になっているのもペンタックスの強み。ニコンやキヤノンの安いモデルは防塵防滴仕様にはなっていない(一応配慮はされていますが)ので、濡れたり埃っぽかったりする過酷な環境に持ち出すならペンタックスの一眼レフは非常に心強いです。

欠点としては、キヤノン、ニコンの2社に比べるとピント合わせが若干遅いこと。ただし、普通に日常生活で使う分には十分ですし、初心者が違いを実感する場面はそんなにないでしょう。仕事でスポーツなどを撮るなら別ですが。

それから、事業規模の違いで、他社よりもカメラやレンズが出る速度が遅いです。すでに必要なレンズラインナップは完成されているので問題はないのですが、本格的にハマってしまうと、情報の少なさにやきもきするかもしれません。

なお、現在、ペンタックスは「フルサイズ」と呼ばれる新たな高級ラインを計画しており、今後はキヤノンやニコンのプロ機に匹敵する機種が出てくる可能性があります。

  • ソニー

ソニーの最大の特徴は、ファインダーが電子ファインダーだということ。大きくて見やすいのですが、キヤノンやニコン、ペンタックスとは見え方が異なるので、一度はのぞいて確認した方がいいでしょう。また連写速度が速く、中級機でもキヤノンやニコンのプロ機の連写速度と同等なのも長所です。キヤノンやニコンと同じく、フルサイズと呼ばれる高価格帯のラインを持っているので、カメラにハマったらステップアップもできます。あと、ソニーは新技術を積極的に搭載してくるメーカーで、ユーザーをつねにワクワクさせてくれます。

欠点としては、ミラーレスにも手を広げているからか、最近一眼レフ(正確には違いますが)の方がいまいち停滞気味なことでしょうか。ただし、これは初心者にはあまり関係ないことではありますが。

  • オススメは?

無難にいくなら、やはりキヤノンかニコンでしょう。個人的には最近攻めの姿勢を見せているニコンを推したいです。ペンタックスもソニーも悪くないのですが、ソニーは若干クセが強いので、ある程度特徴を理解した上で買うべきでしょう。メーカーが好きなら買っちゃって問題ないですけど。防塵防滴仕様にこだわるならペンタックスで。

ミラーレス

ミラーレスは各社出していますが、ラインナップの充実度や、機能面などから考えると、初心者にオススメできるメーカーはある程度絞りこまれます。ソニー、オリンパス、パナソニック、富士フイルムの4社です。

  • ソニー

ミラーレス業界で、今もっとも勢いのあるメーカーと言ってもいいでしょう。コンパクトながら高い描写性能を持っており、最近では動く被写体の撮りやすさもグッと改善しました。価格も比較的安く、手に入りやすいのもポイント。また、USB充電に対応しているカメラが多く、モバイルバッテリーから充電できるのは嬉しい仕様です。初心者にはあまり関係ありませんが、高性能な「フルサイズ」ラインが充実しているのも、将来のステップアップを考えるとありがたいところ。

これといった欠点はありませんが、本来に比べて交換レンズは大きめです。ただし、標準でついてくるキットズームレンズは薄くてコンパクトなので、それをメインに使っていくなら問題ないでしょう。

  • オリンパス

OLYMPUS PEN E-PL7 14-42mm EZレンズキット ブラック ミラーレス一眼 E-PL7 EZ LKIT BLK

OLYMPUS PEN E-PL7 14-42mm EZレンズキット ブラック ミラーレス一眼 E-PL7 EZ LKIT BLK

いわゆる「女子カメラ」ブームの立役者である「PEN」シリーズのメーカー。オシャレでコンパクトなPENシリーズと、ファインダーの付いたクラシックカメラスタイルのOM-Dシリーズの2ラインを持っています。長所は豊富なレンズラインナップで、後に挙げるパナソニックのレンズも使えるのがポイント。2社でレンズを出し合っているので、他のメーカーよりも選べるレンズが豊富です。最近ではプロ向けのレンズも充実してきました。

また、ソニーや富士フイルムに比べるとレンズがコンパクトで、持ち運びしやすいのも長所ですね。動画撮影はあまり得意ではありませんが、最近の機種からは少しずつ力を入れ始めているので、今後は期待できるかも。

それから、オリンパスユーザーの誰もが口をそろえて絶賛するのが、強力な手ブレ補正機能。5軸手ブレ補正という方式を採用しており、その効果は圧倒的です。ただし、初級者向けモデルはひとつ下の3軸手ブレ補正だったりします(これでも十分強力ですが)。

短所は、ソニーや富士フイルムに比べると暗いところでの撮影がやや苦手なこと。もちろんスマホなどとは比較にならない綺麗な写真が撮れますが、同条件でソニー&富士フイルムと撮り比べると、若干ノイズがのりやすいです。

  • パナソニック

最大の特徴は動画性能。最近のデジカメはどれも動画機能がついていますが、パナソニックは全メーカーの中でも特に優れています。最近流行りの4K動画が撮れる機種もあります。関税の関係で他社が連続29分59秒までしか撮れない中、パナソニックだけはバッテリーとメモリーカードが尽きるまで撮り続けることができるという男前な仕様になっています。

動画性能で追従できるとすればソニーですが、トータルで考えるとパナソニックが一歩リードといったところでしょう。ビデオとしても本格的に使うならパナソニックはオススメです。もっとも、普通に使う分には、そこまでの違いは感じないかもしれません。ちなみにパナソニックが提唱している4Kフォトは、4Kでビデオを撮っておいて、その中から一番いい場面を切り出そうという新たな写真のスタイル。僕はまだ使ったことがありませんが、子どもの一瞬の表情をとらえたりするのには便利そうです。この機能が欲しいならパナソニック一択です。使える機種はまだ限られているのでご注意を。

マイクロフォーサーズ規格を採用しているので、オリンパスとはボディとレンズが使いまわせます。故にレンズラインナップが豊富で、趣味として始めるのにもぴったりです。オリンパスよりもさらにコンパクトな機種が多いので、女性にもオススメしやすいです。

それから、これはメーカーにとっては長所ではないのですが、値段が下がりやすいのもパナソニックの特徴です。型落ちになったカメラはおそろしく安い価格で買えたりするので、「ちょっと前に出たパナソニックのカメラ」を狙ってみてもいいかも。

短所は特にありませんが、もっと売れてくれないと、カメラ事業がどうなってしまうかわからなくて不安ってところですかね……。良いカメラ出してるんですけどね。

  • 富士フイルム

ミラーレス業界では新参メーカー。とても個性的です。まず画質が綺麗。個人的にミラーレスの中では最強だと思います。暗い場所でノイズのなさは圧倒的。

また、フィルムメーカーならではの「色」へのこだわりが強くて、ベルビアなど、かつてのフィルムの写りを再現しているのもファンにはたまらないポイント。よく言われますが、人肌を綺麗に撮るならキヤノンか富士フイルムの二択です。

デザインがクラシカルなのも特徴的です。むしろクラシカルなデザイン以外のカメラがありません。今後もたぶん、そういうデザインが中心になると思います。

欠点としては、若干ピント合わせが遅いこと。暗い場所では露骨にスピードが落ちます。

  • オススメは?

ミラーレスも一眼レフと同じで、メーカーによってレンズが縛られるので、最初のメーカー選びは慎重にいきたいところ。レンズが豊富で将来的に趣味として楽しめそうなのはオリンパス・パナソニックのマイクロフォーサーズ。画質とコンパクトさを両立させたいなら、ソニーを買って標準ズームレンズをメインに運用するのもあり。動画機能を最重要視するならパナソニック一択。画質と色を重視するなら富士フイルムでしょうか。ただ、一眼レフと違って、せっかくいろいろな機種があるミラーレスなので、いっそデザインの好き嫌いで選んでしまってもいいと思います。好きなデザインのカメラを持つのはテンション上がりますからね。フィーリングが一番大事。

高級コンパクト(初心者向け)

初心者向けの汎用的な高級コンパクトを出しているメーカーは、現時点では限られます。キヤノンとソニーです。

キヤノンはG7X、ソニーはRX100シリーズというカメラを持っており、それぞれ画質や性能面は互角です(マニア的には違いがあるのですが、ぶっちゃけオートで撮る分にはそう変わりません)。

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 2020万画素CMOS 光学3.6倍 ブラック DSC-RX100

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 2020万画素CMOS 光学3.6倍 ブラック DSC-RX100

これまでのコンパクトデジカメに比べて暗い場所での画質がかなり上がっており、スマホとは比較になりません。背景もしっかりボカせます。他にもG1XmarkIIとかLX100とかXQ2とか、良いカメラはいっぱいあるのですが、誰にでも画質の向上を実感できて、なおかつ従来のコンパクトデジカメとほぼ同等のコンパクトさを維持した機種はこの二つだけでしょう。

よって、この2機種から好きなメーカーの方を選んでOKです。

高級コンパクト(マニアック)

マニアックな高級コンパクトに特攻する勇者よ、よくぞ参られました。いろいろありますよ!

  • シグマ

コンパクトデジカメどころか、一眼レフまで含めた全カメラの中でも屈指の高画質を誇るdpシリーズを発売しているメーカー。特に最新のdq Quattroはデザインも個性的で、熱狂的なファンを多く抱えています。一方で、ズームができなかったり、暗所でノイズがのりまくったりと、かなりじゃじゃ馬なカメラ。シグマといえば、これでしょう!

  • リコー

リコーは、GRというコンパクトデジカメを出しています。もう20年もデザインとコンセプトを守り続けてきており、もはやそのスタイルは円熟の域。高級コンパクトといえばGR! というファンも多く、業界の中でも唯一無二の存在として君臨しています。ズームができないという点ではマニアックですが、それ以外はむしろ非常に使いやすく、クセがないのも特徴。スマホだってズームできないのですから、ある意味これはこれで初心者にもオススメできると言えるのかも。

  • 富士フイルム

FUJIFILM プレミアムコンパクトデジタルカメラ X100T シルバー FX-X100T S

FUJIFILM プレミアムコンパクトデジタルカメラ X100T シルバー FX-X100T S

X100シリーズというクラシカルなデザインのコンパクトデジカメを発売しており、見た目はすべてのデジカメの中でもっともクラシカルな雰囲気。好きな人にはたまらないデザインです。また、富士フイルムといえばフィルムメーカーということで、デジカメでも「色」にこだわっており、フィルムらしい色の再現が特徴。人肌を綺麗に撮れることでも定評があり、画質では高級コンパクトでもトップクラスでしょう。

  • ソニー

初心者向けのコンパクトデジカメをいろいろと出しているソニーですが、一方でマニアックな人向けのラインも用意しています。RX1、さらに兄弟機であるRX1Rの二つです。シグマのdpシリーズに並ぶ高画質を誇り、さらに暗い場所でのノイズも少ないというおそろしい機種。暗い場所でのピント合わせが若干遅いことが弱点くらいで、目立った欠点はありません。ただし値段は20万円以上します……。

  • ライカ

ライカ ライカ X-E(Typ 102)

ライカ ライカ X-E(Typ 102)

XとかX-Eとか……一応入れておきますけど、ライカを買う人がここを読むとは思えないので割愛。別に使いにくいということはないので、20万円以上出せて、デザインに惚れ込んだなら買ってもいいんじゃないでしょうか。

  • LYTRO

LYTROを買う人がここを(以下略

高倍率ズームコンパクトデジカメ

高倍率ズームコンパクトデジカメは売れ筋なので、各社から発売されています。基本的にはどれを買ってもそんなに変わりません。ただ、大きく分けて2種類あることは知っておいてもいいと思います。

ひとつは、ネオ一眼などと呼ばれるブリッジカメラ。見た目は一眼レフそっくりですが、レンズ交換ができないタイプのカメラです。カメラ売り場にたくさん並んでいます。特徴は、ファインダーが付いていることと、1200mm以上の超高倍率ズームレンズを搭載していること。キヤノン、ニコン、オリンパス、ペンタックス、ソニーなど、様々なメーカーから発売されています。画質はどれもスマホレベルで大した差はないので、ズーム比率や好みで選んでしまって問題ありません。

このタイプのカメラだと、画質面ではパナソニックのFZ1000とソニーのRX10が飛び抜けていますが、価格が上がるのと、ズーム倍率がガクンと落ちてしまうので注意。カメラの値段はやはり画質に比例するのです。

個人的には、どうせ買うなら高画質かつズーム倍率もそこそこなFZ1000がオススメ。次に驚異の2000mmズームを誇るニコンのP900、安いのがいいなら安定感のあるキヤノンのSX60かな。

Panasonic デジタルカメラ ルミックス FZ1000 2010万画素 光学16倍 ブラック DMC-FZ1000

Panasonic デジタルカメラ ルミックス FZ1000 2010万画素 光学16倍 ブラック DMC-FZ1000

それから、もうひとつは、一般的なコンデジサイズの高倍率ズームモデルです。これも各社から出ていて、コンパクトな反面、ネオ一眼よりもズーム倍率はやや落ちます。600mmとか750mmとかが多いです。

これもだいたいどれを選んでもOK。画質はほぼスマホレベルです。

このあたり選んでおけば間違いないと思います。