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コメモ。

日記。メモ。備忘録。

最強の自撮りデジカメはどっち? オリンパス「PEN E-PL7」VS パナソニック「DMC-GF7」比較

デジカメ レビュー

Panasonic ミラーレス一眼カメラ DMC-GF7ダブルズームレンズキット 標準ズームレンズ/望遠ズームレンズ付属 シルバー DMC-GF7W-S
パナソニックから最近流行の"自撮り"に特化したミラーレスカメラ「DMC-GF7」が登場しました。もちろん、普通に高画質なデジカメとして使えるのですが、液晶画面が180°回転したり、シャッターボタンを右につけたり(自撮り時にも右手でシャッターが切れるように)、かなり自撮りを意識したモデルであることは間違いありません。

一方で、パナソニックと同じマイクロフォーサーズ規格を採用するオリンパスからも先日、自撮りに特化したミラーレスカメラ「PEN E-PL7」が出たばかり。
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果たしてどちらの方がより自撮りに適したカメラなのか。

比較してみました。


スペック比較

名前 GF7 E-PL7
画素数 約1684万画素(有効1600万画素) 約1720万画素(有効約1605万画素)
サイズ 幅 106.5mm x 高さ 64.6 x 奥行 33.3 mm 幅 114.9mm × 高さ 67mm × 奥行 38.4mm
重量(バッテリー、メモリーカード含む) 約266g 約357g
撮影枚数 約230枚 約350枚
連写 約5.8コマ/秒 最高8コマ/秒
シャッター速度 1/16,000〜60秒 1/4000〜60秒
ISO感度 100〜25,600 100〜25,600
動画 AVCHD Progressive/AVCHD/MP4 MOV(MPEG-4AVC/H.264 )、AVI(Motion JPEG)
測光範囲 EV 0~18 EV -2〜20
AF測距検出範囲 EV -4~18 不明
測距点 23点 81点
フラッシュ同調速度 1/50秒以下 1/250秒以下
販売形式 ダブルズームレンズキットのみ ボディorレンズキットorダブルズームレンズキット
価格 ダブルズームレンズキット8万3500円前後 ボディ6万6000円前後、レンズキット8万1,000円前後、ダブルズームレンズキット9万6,000円前後

太字になっているのが、より優れている方です。こうしてみると、スペック面ではどちらも一長一短であることがわかります。

GF7はE-PL7よりもかなりコンパクトです。重量も100g近く差があり、実際に手に持つと数字以上の違いを感じることと思います。また、動画が優秀なのもGF7です。パナソニックは伝統的に動画に強く、たとえエントリーモデルでも他社を寄せ付けません。高ビットレートで録画でき、時間制限もないのが強みです。E-PL7も最新モデルだけあって動画機能は悪くないのですが、GF7と比べると完敗です。

一方で、静止画を撮影する能力においてはE-PL7が若干上回ります。測距点の多さやフラッシュ同調速度、連写枚数などでGF7をしのいでいます。また、撮影枚数でも120枚も差があり、GF7はボディをコンパクトにした影響がここに出てしまっています。余裕をもって本格的な静止画撮影をするならE-PL7でしょう。

一方で、それぞれが持ち味とする自撮り機能はどうでしょうか。

それぞれの自撮り機能比較

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パナソニック「GF7」の液晶は上向きに180°開きます。このとき、自動的にボディ左側(被写体から見て右側)のFnボタンがシャッターボタンへと切り替わり、右手でシャッターを切ることができます。実際にモックを握ってみましたが、液晶画面が180°回転した後にくぼみがあり、そこに指を引っ掛けるようにして撮影できるので、ホールド感もなかなかのものだと思いました。

キットで付属するレンズは12-32mmとかなり広角で撮影できます。望遠は物足りませんが、「自撮り」のことを考えるなら重要なのは広角側でしょう。12mmはかなりの力を発揮してくれそうです。

また、顔を認識させておいて、二人の顔が近づくとシャッターが切れる「フレンドリーシャッター」や、一度顔を手で隠してもう一度顔を見せるとシャッターが切れる「フェイスシャッター」は、複数人での自撮りにはかなり役立つ機能です。よくこういうのを思いつくなと感心しました。
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一方でオリンパス「E-PL7」は、液晶画面が下向きに180°開きます。GF7のようなもう一つのシャッターボタンはありませんが、タッチパネルでシャッターが切れるため(GF7もタッチパネルは採用しています)、慣れない左手でシャッターを切る必要はありません。このタッチのとき、手がレンズにかからないように液晶が下を向くのだとか。なるほど。

もちろん、セルフタイマーも使えます。自動的に肌を綺麗に補正してくれる機能や、一定時間ごとにシャッターが切れる「自分撮りインターバル」も自撮りにぴったりの機能です。GF7とはまた少し違いますが、自撮りにはかなり適したカメラといえそうです。

弱点は、付属するキットレンズが14mm始まりと、あまり広角ではないこと。普通に撮るなら十分なのですが、自撮りの場合はGF7のように12mm始まりが欲しかったところです。

その代わり、望遠側は42mmと、GF7のキットレンズに比べてかなり長め。自撮りにこだわらず、1本で普段使いするなら、こちらのレンズの方が利便性は高そうです。

気になる価格ですが、GF7がダブルズームレンズキット8万3500円前後に対し、E-PL7はボディが6万6000円前後、レンズキットが8万1,000円前後、ダブルズームレンズキット9万6,000円前後とやや割高です。

ただし、GF7はダブルズームレンズキットしか用意されていません。レンズキットだけでもう少し安くしてくれるとよかったのですが、現状ではダブルズームレンズキットを強制的に買うことになるので、望遠がいらない人やレンズ交換をあまりしない人にとってはちょっと微妙かもしれません。

まとめ

結局、どっちが自撮りに適しているのか。

あくまでも「自撮り」という観点からだけ見るなら、個人的にはパナソニック「GF7」を推します。12mmからの広角ズームレンズがキットで付いてくることと、右手でもシャッターを切れることが理由です。タッチシャッターはGF7にもありますしね。

しかし、一方で純粋なカメラとしての性能はE-PL7の方がやや上でしょう。画質は同じくらいですが、撮影枚数も多いですし、細かいスペックでGF7を圧倒しています。ただ、その分、多少は大きく重くなります。

ということで、少しでもカメラを軽くしたい自撮り派の女性はGF7を、自撮りだけでなく、写真自体を本格的に楽しむ入り口として考えている人はE-PL7を選ぶと良いのではないでしょうか。

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