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コメモ。

日記。メモ。備忘録。

カメラメーカーを擬人化した

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カメラに興味がない人にカメラメーカーごとの違いをわかってもらおうと、擬人化したイラストを描いてみました。ニコ生で話のタネにちょこちょこ出していたものなので完成度も低くお恥ずかしいのですが、せっかく描いたのでまとめときます。ツッコミどころ多々あるかと思いますが、笑っていただければ幸いです。なおカシオ、シグマ、タムロン、ライカ、カールツァイスに関しては今回は描いていません。

 

キヤノン

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ご存知デジカメ業界の盟主、キヤノン。その強大な力をおどろおどろしい雰囲気で表してみました。EOS 1DXや5DmarkIII、6D、70D、Kissなど、上から下まで完璧なラインナップを取り揃えている隙のなさがキヤノンの強みですが、本当にすごいのはKissシリーズのシェア。デジカメに詳しくない人でも名前を知っているのはこのシリーズくらいじゃないでしょうか。正確な数字は忘れましたが、たしか何かの記事で、「Kissだけでキヤノンのデジカメの売上の数割を持っている」と読んだ記憶があります。最近は他メーカーに比べて新製品の動きが鈍く、イメージセンサーの世代が古いとマニアに批判されることの多いキヤノンですが、一般的なイメージはまだまだ圧倒的にキング・オブ・デジカメ。

ソニー

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カメラメーカーとしては、キヤノン、ニコンに次ぐ3番手に位置するソニー。古くからのカメラメーカーではないため、一部のマニアからは「家電屋のカメラ」とバカにされることもありますが、デジカメにおいては他メーカーの追随を許さない技術力と発想力を誇っています。特にイメージセンサーの性能は凄まじく、一部メーカーを除くほとんどのメーカーにも供給しているため「カメラを買ってみたら、センサーはソニーだった」ということがよくあります。iPhoneのカメラのセンサーもソニー製なのは有名ですよね。そんな新興の技術立国のイメージを、未来都市の雰囲気で表現してみました。また、カメラメーカーとしての歴史は浅くとも、かつて存在したカメラブランド「ミノルタ」を吸収したことで、優秀な技術者を数多く取り込んでいます。

ちなみに左の少年は、コンパクトなサイズにフルサイズセンサーを載せて業界に衝撃を与えた「RX1」で、右の博士っぽいのは前述したミノルタの「α」を表しています(こっちはミノルタ時代からのブランドなので年寄り)。で、真ん中のロボットは、ソニーがレンズの製造で提携しているドイツの伝統あるレンズメーカー「カールツァイス」です。

富士フイルム

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どちらかといえば化粧品会社の印象が強くなってきた富士フイルムですが、ちゃんとデジカメも発売しています。ただ、レンズ交換式への参入はわりと新しく、現在は「X」シリーズのラインナップとシェアの拡充を急いでいるところ。丁寧かつ真面目なものづくりに定評があり、いわゆるクラシックカメラっぽいデザインもオシャレで好評です。そんな富士フイルムがなぜ全員女性かというと、富士フイルムのカメラが「女性の肌を美しく表現」するのに向いていると言われているから。女性の肌に関してはキヤノンも定評があり、富士フイルムと双璧でしょう。それに富士フイルムはデジカメ事業よりも化粧品の方がはるかに儲かっていますから、やっぱり女性のイメージなんですよね。

後ろの遺跡(パルテノン神殿のつもり)は、フイルム時代にブイブイ言わせていた富士フイルムがデジカメで再び勢いを取り戻してほしいという願いを込めて背景にチョイスしました。

パナソニック

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ソニーに並ぶ「家電屋」のパナソニックではありますが、デジカメに関しては高い技術力を持ち、非常に優秀な製品を送り出しているメーカーです。2008年頃にマイクロフォーサーズ機を発売し、ミラーレスブームも生み出しました。そんなパナソニックが全員女性なのは、背景にある通り「女流一眼」という言葉からきています。これ、何かというと、パナソニックがミラーレス一眼を市場に送り出した際につけたキャッチコピーなんですね……。

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今となっては、若干黒歴史になってしまった感のある「女流一眼」ですが、やはり現在のパナカメラの基礎となった偉大なコピーなので外せない! と思って掘り起こしました。和風なのもこのCMをイメージしたものですが、それ以外にもパナソニックのデジカメは今どき珍しく「メイドインジャパン」を打ち出しているので、それも表現しています(他のメーカーはメイドイン海外が結構多いです)。

なお、イラストで表現できなかったのが悔しいのですが、パナソニックのカメラといえば「動画」性能が飛び抜けて高いことでも知られています。静止画だけでなく、動画も撮りたいのなら、パナソニックを選んでおけば間違いありません。流行りの4kもいち早く取り入れています。

ちなみにイラストには入れられなかったのですが、ドイツの有名なブランド「ライカ」と提携しています。歴史あるブランドと提携するのは家電メーカーならではのブランディングでしょうか。

オリンパス

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フイルム時代からレンズ性能と小型化に定評のある老舗メーカー……ではあるのですが、デジカメに入ってからのシェアはどうもパッとせず、2012年には粉飾決算という大事件を起こしてしまい、大騒ぎになりました。倒産は免れたのでデジカメ事業も潰れずに残りましたが、あの事件で、上層部が腐っていたことが判明。それを悪そうなオッサンのイラストで表現してみました。

それに対して、技術者はまじめに仕事をしていて非常に優秀な製品を次々と送り出しています。現在主流となっているのは、OM-DとPENの2つのシリーズ。PENはカメラ女子ブームを牽引した製品ということで、女性にしてみました。どっちも白衣なのは、それが技術者っぽいかなと思ったからです。

なお、左下に佇んでいるオッサンは、開発が終了したマウント「フォーサーズ」です。かつてオリンパスはデジカメ時代の新規格として「フォーサーズ」を提案するも、いまいちヒットせず、シェアをとれずに10年程度で終了してしまいました。現在はOM-DやPENなどのマイクロフォーサーズが、フォーサーズを吸収する形でマウントの統合が行われ、一応ユーザーは救済された形にはなっているのですが、それでもフォーサーズ消滅を残念がる声はあとを絶ちません。まさに「老兵は死なず、ただ消え行くのみ」といったところでしょうか。

リコー(ペンタックス)

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リコーはなんとも不思議なメーカーです。不思議というか、カメラの老舗「ペンタックス」を吸収しているので、本当に色々な製品がそろっているのです。それを全部描いていたら、こんなごちゃごちゃした収拾の付かないイラストになりました。まずは真ん中のデカい鬼は「645Z」。いわゆる中判カメラというやつで、こと画質に関しては、コンシューマー向け製品としてはトップです。業務用だともっとすごいのもあるのですが、一般層がギリギリ買えるレベルのものではこれが最強でしょう。キヤノンやニコンのフラグシップ機をさらに超える画質を叩き出します。

さらに右下の「Q7」と「Q10」は、コンパクトさに定評のあるミラーレス一眼。左下は「最強のスナップシューター」と名高き「GR」を、早撃ちにかけてガンマンで表しました。

上側の2つのうち、左は「Kシリーズ」。とにかくペンタックスといえば「防塵防滴」が有名で、上級機だろうがエントリー機だろうが関係なく防塵防滴仕様で出してきます。で、その性能も最高レベル。当然その分コストはかかっているはずですが、ニコンやキヤノンと比べると同等スペックでも安いことが多いんですよね。

ニコン

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ニコンはキヤノンに並ぶデジカメ業界の大メーカー。他の会社に比べてデジカメ事業への依存度が高いため、デジカメ不況の影響をもろに受けており、「経営がヤバイ」なんて報道されたりもしましたが、ユーザーとしてはまだまだがんばってほしいところです。

そんなニコンのフラグシップ、すなわち「頂点」となるカメラは「D4s」。キヤノンの1DXと双璧をなすプロ機で、オリンピックやワールドカップでは、基本的にこの2台のどちらか(のシリーズ)が使われます。また、マントの赤は30年以上前にジウジアーロ氏がデザインしたニコン機ならではのシンボルで、外せない色です。

中央でマシンガンを構えているのは最近発売されたばかりのD810。なんでマシンガンかというと、ニコンのカメラはシャッター音がガシャンと鋭くてカッコイイから。……いや、完全に主観ですけど、でもシャッター音で選ばれるのはたぶんニコンくらいだと思います(うちの妹がニコン機にした理由はシャッター音)。何度も耳にする音なので、そりゃ気持ち良い方がテンションも上がりますよね。

さらに左に暗く陰になっているのは「D300s」。5年前に発売された高速連写機なのですが、後継機を待ちわびるファンが多いにも関わらず、ぜんぜん出てこないことで有名です。そんなユーザーの悲哀を表現して、こんな感じになりました。量販店の店員さんによると、「キヤノンの高速連写機7Dの後継機発売とチキンレースしている」から出せないということでしたが、そろそろ7Dの後継機は出てきそうなので、ニコンさん、D300sの後継機もよろしくお願いします。

最後に右下の怪しいオッサンですが、ニコンは古くからのカメラメーカーであり、またフイルム時代からマウントが変わっていないことでファンに支持されています。特にシニア層にニコンファンは多く、カメラについては一家言をもっているユーザーが多いということで、そうした「昔からのシニアユーザー」を描いてみました。

 

といったところで、誰得な企画「カメラメーカー擬人化」でした! 主観が多々入っているので「自分のイメージはこうじゃない!」ということもあるかと思いますが、そこはご容赦を。もし「カメラメーカーのイメージを一発で伝えたい」ということがあれば使ってくださいませ。

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