今、カメラを買おうとしている人はちょっと待ったほうがいい
あなたが買おうとしているそのカメラ、もう少し待つと値下がりするかもしれませんよ。
9月16日から21日にかけて、ドイツで世界的な写真の祭典「フォトキナ」がスタートします。2年に一度のお祭りで、日本のメーカーも多数参加しており、毎回新しいカメラやレンズが発表されるイベントです。
そして、当然といえば当然ですが、カメラは新製品が出ると旧製品が値下がりします。
つまり、今慌てて買うよりも、もう少し待つと型落ち品になってお買い得になる可能性があるのです。
フォトキナ前後で発表されると予想されている新製品
8月末から9月上旬にかけて、各メーカーから一斉に新製品の発表があると予想されます。ということは、その新製品の前モデルが安くなる可能性があります。
フォトキナ前後での発表が予想されている製品は以下の通りです。これらの旧製品を狙っている場合は、少しだけ様子を見てもいいかもしれません。
Nikon
- D750(D700の後継機)
キヤノン
- EOS 7Dmark2(EOS 7Dの後継機)
オリンパス
- E-PL7(E-PL6の後継機)
富士フイルム
- X30(X20の後継機)
パナソニック
- GM2(GM1の後継機)
- LX8(LX7の後継機)
むしろ運動会シーズンで値上がりはしないのか?
カメラは運動会シーズンに需要があるため、価格.comなどの最安値が上がっていく可能性があるのではと思うかもしれませんが、今回はそれはないと予想します。
理由はいくつかあって、まずデジカメ本体やコンデジは、レンズに比べると価格の下落が早く、よほどの長寿モデルでない限り、需要による値上がり幅よりも新製品が発表されることによる値下がりの方が大きいということ。
それと、過去の価格.comのデータを見ると、
ご覧の通り、9月から10月にかけて特に値上がりしている様子はありません。デジカメは年に何度か価格が上がる時期がありますが、次に値上がりするのは年末です。機種によっても多少異なりますが、秋にグッと値を上げる製品は少ないです。
それと、もうひとつ注目してほしいのは、5月から6月にかけてガクンと値下がりしている時期があること。このカメラは「E-PL5」というモデルですが、実はこのタイミングで後継機の「E-PL6」が発表されているのです。
ただし、今撮りたいものがあるなら今買うべき
とはいえ、被写体は待ってくれませんので、今撮りたいものがあるなら、多少の値下がりのことは考えずに今買うべきでしょう。カメラは欲しいときが買い時です。
ちなみに上記のリストはあくまで噂サイトでのリーク情報ですので、確実に発表されるわけではないし、発表されたからといって旧製品が必ず値下がりするわけでもありません。あしからず。
そんな感じで、フォトキナが楽しみです。