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コメモ。

日記。メモ。備忘録。

「シグマ35mm F1.4 DG HSM」と「キヤノンEF35mm F1.4L USM」の比較レビュー

デジカメ

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現在、購入を検討しているレンズが、シグマの35mm F1.4です。一度触っただけですが、その恐ろしい性能の片鱗を見て以来、ずっと気になっています。

そんなシグマの35mm F1.4と同等のスペックを持つキヤノン純正の35mm F1.4を性能比較した動画がYouTubeに上がっていたのでご紹介します。

 

Matthew Goreさんによるレンズ比較で、かなり細かく検証されているのでとても参考になります。

先に結論を言ってしまうとシグマの勝利なのですが、どこがどう良いのか気になりますよね。

Matthewさんがどんな検証をしたのか、動画の中からピックアップしてみましょう。

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まずは解像度の比較です。F1.4というド開放で撮り比べるとどうなるか……。

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ちょっとサイズ的にわかりにくいかもしれませんが、シグマの方がパキッとした解像感があり、コントラストもしっかり出ています。キヤノンもダメではなく、むしろ開放としては驚異的な写りなのですが、いかんせんシグマの描写がすごすぎます。

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多少絞るとキヤノンも急速に改善します。が、それでもまだF2.8程度ではシグマの方が上ですね。このF1.4からF2.8の間においてはシグマはキヤノンに大差をつけているようです。

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もう少しわかりやすい部分をどうぞ。F1.4での描写ですが、キヤノンは全体的にモヤっとしています。シグマはかなりパキッとしたシャープな写りです。これもキヤノンがダメなのではなく、シグマの性能がずば抜けているのです。

ちなみに色収差の少なさに関しても、シグマはキヤノンを上回っています。

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F8程度まで絞るとほとんど同じ写りになりますね。

続いては周辺光量落ちについて。

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左がキヤノン、右がシグマです。F1.4開放ではどちらも周辺が派手に落ちていますが、キヤノンがより顕著です。

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絞り値を変えても基本的にこの傾向は続きます。周辺光量落ちでもシグマがキヤノンを一歩リードしているようです。

……ただし、MatthewさんのサイトからダウンロードしたRAWファイルを使って自分で見た感じでは、キヤノンの方が周辺光量落ちが少ないように見えました。ここはちょっと判断保留でしょうか。ま、結局補正するんですけどね。

次にボケ味。だんだんマニアックな領域に入ってきました。

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このサイズだとよくわかりませんが……。

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シグマ(右)の方がより綺麗にボケています。キヤノンはちょっとボケがざわざわして気になりますね。

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また、大口径レンズといえば、開放で撮った周辺の点光源に口径食(レモンボケ)が出るのは仕方ないのですが、

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キヤノン(左)に対してシグマ(右)の方はレモンボケが比較的穏やかです。ここまで抑え込めるとは、おそろしいレンズです本当に。ただ、シグマの方は点光源の輪郭がちょっと目立ちますね。

お次はオートフォーカスの速度です。これは純正が圧倒的に有利かと思いきや、

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キヤノンも、

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シグマも優秀で、甲乙つけがたいとのこと。もしかするとまだシグマの方が遅い可能性はありますが、以前と比べるとかなり改善されています。

……ということで、結論です。 Matthewさんの検証結果は、

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こんな感じ。オートフォーカスは互角という評価ですが、それ以外はすべてシグマに軍配が上がっています。さらにキヤノンは実売が16万円くらいで、シグマが9万円程度。シグマの方はものすごいコストパフォーマンスの良さですよね。さすがレンズメーカーといったところでしょうか。

もっとも、キヤノンの方は純正ならではの安心感がありますし、2002年発売のレンズとは思えない性能であることは間違いありません。大きさこそ同じくらいですが、重量はシグマの方が80gほど重いので、それが気になるならキヤノンの方がいいでしょう。16万円払えるなら、ですが……。

あと、色の乗り方も違うので、キヤノンの色が好きな方は注意ですね。