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コメモ。

日記。メモ。備忘録。

暗い屋内のダンスイベントをデジカメで綺麗に撮影する方法

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知人のつながりでダンスイベントの撮影をお願いされたので行ってきました。ダンスイベントの撮影自体は仕事で何度かしたことがあるのですが、今回は様々なジャンルのダンスが見られたので楽しかったです。

これから新学期を迎えて、お子さんの発表会などを撮影したい親御さんがいらっしゃるかもしれませんので、備忘録的に撮影のやり方などをメモっておきたいと思います。

 

場所の確保と撮影可能かどうかの確認

当たり前ですが、まずはこれ。良い撮影場所が確保できるかどうかで撮影の8割は決まります。あと、そもそも撮影していいのかどうかというのも確認必須です。撮影可能であっても、たとえば混雑する客席に超望遠レンズを持ち込んでデカいシャッター音を鳴り響かせるのは迷惑なので、静音モードにするか、ない場合は控えめにシャッターを切るといいでしょう。

今回はカメラマン席が客席の左右に設けられていたので、そちらで撮影することができました。

必要な機材は望遠レンズ

この手のイベントを撮る場合は確実に望遠レンズが必要になります。最低でも200mm、可能なら400~500mmくらいが欲しいところ。

明るめの望遠レンズがベストですが、ない場合はダブルズームレンズキットなどでもOK。引きで全体を撮りたい場合はカメラボディを2台用意するか、高倍率ズームレンズをつけていきます。レンズ交換する暇はまずありません。

出番がくるまでに設定を確定する

出番が最初だとどうしようもないですが、時間があるなら本番に向けて撮影の設定を煮詰めましょう。モードは「M(マニュアル)」に設定します。

絞りとシャッタースピードの設定はステージの明るさとダンスのスピードに左右されますが、たいていの場合はそのレンズで撮れる最高に明るいF値を選択し、シャッタースピードを1/320~1/500くらいに設定しておけば間違いないと思います。この設定で満足いく明るさになるようISO感度を調整します。

ただし、多くの望遠ズームレンズは、ズームした際にF値が変わります。その場合はISO感度をオートに設定しておくといいでしょう。最近のデジカメはノイズ処理がうまいので、ISO感度の上限値は6400くらいに設定します。あとは「測光モード」を「スポット測光」にして、露出補正で明るさを煮詰めておきましょう。

今回はF値を2.8、シャッタスピードを1/400、ISO感度を1600に固定しました。

AF-Cモードを使う

多くのデジカメには、静物用のオートフォーカスモードと動体用のオートフォーカスモードが用意されています。ダンスは動体なので、動体用のオートフォーカスモードに設定します。これで、シャッターボタンを半押しし続ける限り、被写体にピント合わせ続けてくれるようになります。

ただし、ミラーレス一眼やコンパクトデジカメは動体の撮影が苦手なことも多いので、過信は禁物です。ピントを外してしまい戻りそうにないと判断したら、すぐに半押しをやり直して合わせ直しましょう。

RAWで撮影しておく

ダンスイベントに限らず、ステージの照明は不安定です。ホワイトバランスは「オート」でOKですが、後から調整できるようにRAWで撮影しておきましょう。RAWで撮っておけば、明るさやホワイトバランスを失敗しても、あとから救出することが可能です。ただし、ピントだけはどうしようもないので、極力ピントは外さないようにしておきましょう。

連写する場合はバッファに注意

いよいよ撮影に入ります。それほど連写する必要もありませんが、ここぞというときにはシャッターをバシバシ切りましょう。デジカメにはドライブモードがありますので、ここで「連写モード」を設定しておきます。

連写する場合には、注意することがあります。デジカメはずっと連写し続けると、内蔵メモリ(バッファ)がいっぱいになってしばらくの間シャッターが切れない状態になることがあります。

こうなってしまったときに見せ場がきたりすると目も当てられませんので、不必要な連写には注意しましょう。

どうしても手持ちのカメラで撮れないときは……

たとえば撮影場所がなくて客席から撮る場合や、そもそもデジカメの性能的に厳しい場合は、動いているところを撮るのは諦めましょう(もちろん撮るだけは撮っておきましょう)。

その代わり、静止した瞬間を押さえるのです。

ステージイベント、特にダンスなどでは、必ず何度か「決めポーズ」が登場します。ここは数秒間動きが完全に止まりますので、シャッターチャンスです。動いてさえいなければ、客席からでも動体に弱いカメラでも、比較的綺麗な写真を撮ることができます。

そのためには、ダンスの内容をあらかじめ把握して、どこで静止するのかを覚えておくといいでしょう。

そろそろ新学期の季節ですから、お子さんの撮影に気合の入る親御さんも多いと思います。ぜひ綺麗な写真を残してあげてください。