コメモ。

日記。メモ。備忘録。

スマホでは撮れない写真が撮れて、なおかつお買得なデジカメを紹介します【2014年2月時点】

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※写真に特に意味はありません

前に「卒業シーズンなので、旅行にオススメのデジタル一眼を紹介します。【2014年1月末時点】」という記事を書いたのですが、「デジタル一眼は高いし、レンズ交換とか別にする気ないし、日常的にはスマホで十分だから、むしろスマホでは撮れない写真を手軽に撮れるデジカメはないのかな。お手頃価格で」という長い要望をいただいたので、今回はそれを紹介していきます! なお、すべて2月初旬時点での話ですので、数ヶ月するとまた状況は変わっているかと思います。

 

――ここから与太話なのでさっさとオススメ機種を見たい人はスクロール推奨――

スマホでは撮れない写真って?

そもそもスマホで撮れない写真」とは何か、ということを考えます。

最近のスマホはご存知の通り画質が飛躍的にアップしており、たいていの場面であればデジカメがなくても困らないレベルにまでなっています。スマホの進化すごい。それだけ売れるからってことなんでしょうね……売れるは正義。

しかし!

スマホではまだ撮れない写真があります。それは「遠くの景色をズームで撮ること」です。

iPhoneをはじめとして、基本的スマホカメラはズームができません(一部機種を除く)。

「え、俺のiPhoneは画面をつまんで広げるとズームできるよ?」という人もいるかもしれませんが、それはズームではなく"拡大"しているだけです(デジタルズームと呼ぶので勘違いしやすい)。なので画質はかなり落ちます。

まぁそのうち本当にズームできるようになるかもしれませんが、とはいえ、自分の子どもが草野球でバッターボックスに立っているところをネットの後ろから大きく写す……みたいなことはまだ当分スマホでは無理でしょう。

てなわけで、今回は特に子どもの活躍を撮影したい親御さんにオススメの「すごくズームできて、お手頃価格のデジカメ」を紹介していきます。

――ここまで与太話――

 

まずはこれ。Amazonだと23,000円程度で買えるオリンパスの「SH-60」。コンパクトデジカメとしてはかなり大きめで重め(549gもある!)ですが、24倍ズーム最高レベルの手ぶれ補正機能が搭載されているのはありがたい。ほとんどスペックの変わらない前モデルのSH-50の方がお買い得かと思いきや、現時点ではそこまで値段が変わらなくなっているというのもポイント。

発売からまだ4ヶ月くらいなのに30%以上値段が落ちており、オリンパス大丈夫か……と心配になりますが、これはオリンパスキヤノンとかに比べて商売が下手なだけで不具合があるとかではありません。

画質の方は明るい日中ならなかなかの画をたたき出します。が、暗いところは苦手。専門的な話は避けますが、簡単にいうとズームすると画質は落ちていきます。スマホで拡大して撮るのと比べるのは失礼なくらいには撮れますけど。 

いやいやデジカメに2万超えとか無理っすわ! という人にはちょっとだけお安いこちらの「サイバーショット DSC-WX300」がオススメ。ザ・定番中の定番なんで今さら感たっぷりですが、発売から1年経って価格もAmazonだと2万切り。初値から35%ダウンとかなり値ごろ感出てきてます。今もダラダラと値下がりは続いているのですが、ここしばらく値動きが止まり気味で、おそらく底値かと思います。なくなってモデルチェンジするとまた定価に戻るので今がチャンスかな。

性能的には168gというコンパクトボディに20倍ズームを押しこみ、さらにバッテリーのもちも良いという鬼のような機種。ソニーの小型化技術はマジで頭3つ分くらい飛び抜けておる。ただ暗い場所は苦手。

実売18,000円代! 衝撃の58%オフ!Amazon)大丈夫かパナソニック! スペック的には20倍ズーム・画質・大きさ・重さなどWX300とほぼ変わらず。バッテリーのもちはWX300の圧勝(知人談)だけど、こっちにはGPS機能があるので、写真に撮影地データを埋め込みたいならTZ40ですね。発売から1年でそろそろ値動きが止まりつつあるため、底値と見ていいでしょう。これも暗い場所は苦手。最新モデルとしてはTZ60がもうすぐ発売ですが、こちらは4万円以上するので論外。

これらのカメラの他にもさらに遠くまでズームできる(50倍とか)ネオ一眼と呼ばれるジャンルのカメラもあるのですが、そちらは一眼レフのような形で大きく重いので除外しています。あとなぜかネオ一眼がここ最近値上がり傾向にあるので、少し様子を見たほうが良さそう。

ちなみにこの中だと個人的なオススメはソニーのWX300ですね。